初代中山隧道

北側坑門 南側坑門
初代中山隧道:北側坑門 初代中山隧道:南側坑門
洞内 諸元
初代中山隧道:洞内 名称:初代中山隧道 [地図]
道路:
竣工:1879年
全長:
幅員:
施主:
施工:
路盤 鑿跡
初代中山隧道:路盤 初代中山隧道:鑿跡
土砂崩壊 取り付け道
初代中山隧道:土砂崩壊 初代中山隧道:取り付け道
島後中央部に位置する。現在は国道485号線が「五箇トンネル」にて 時張山と横尾山という二つの峰の間を抜けているが、その昔はその頭上を 「中山隧道」にて越えていた。 この隧道はそれよりもまだ前に遡った明治期に掘られた隧道。 凝灰岩に穿たれたこの隧道は鑿跡残る掘られた当時の姿を保っている。 また特筆すべき点は大抵こういった古隧道は廃されると人目に触れられないまま自然へと帰していく事が多いが まるで現役の隧道であるかの如く林道からわざわざ階段が設えられていることだ。 南(西郷)側は急カーブの切り通しとなっているが、坑口上の崩落により砂礫が堆積しており 洞内にまで水とともに入り込んできている。