@レポート:井補野→野間出野(逆順)
「井補野」交差点で国道173号から分岐する。r604はここを直進する、左右の道がR173、手前はR173旧道。
調査した当時は土日祝二輪車通行禁止(もちろん調査は平日に)となっていたが、2022年に通行禁止は廃止。
[地図]
R173と並行してトンネルに入る。
県道側のトンネル「井補野トンネル」(竣工:1978年1月 全長:140.0m)で山を抜ける。 洞内は上りカーブとなっており見通しが悪いので気をつけよう。
一庫ダムの天端を行く
R173と違い、線形改造が為されていない県道は ダム湖に沿ってクネクネとカーブする、道は悪くはないが 見通しが悪く割りと飛ばす車が多いので要注意。
緩やかな坂の底辺部に錆びたアーチ橋、「郷内橋」で知明湖を渡る。
橋を渡ったすぐのところで、いったん大阪府に入る。実際は橋の途中で入っているのだけど。
急なカーブの先に突然トンネルが現れる。 「郷内トンネル」(竣工:1979年3月 全長:155.0m)
新光風台への入口、R477側が玄関口だがここからも頻繁に車が出入りしている。
「保ノ谷トンネル」(竣工:1979年7月 全長:80.0m) このトンネルを抜けると再び兵庫県に入る。
トンネル出てすぐの所に県境標識が立つ。
こんどはトラス橋の「桐山三号橋」で湖を渡る。
気持ちの良い二車線が湖沿いに続く。
短いトンネルをくぐる、「桐山トンネル」(竣工:1979年1月 全長:60.0m)
国崎で「兵庫県道605号 国崎野間口線」が分岐する。 r604はここを直進する、r605は右折。 [地図]
トンネル最後の一本、「笹ヶ谷トンネル」(竣工:1978年3月 全長:172.0m) 手前の道を左折すると対岸へと渡れる。
そろそろダム湖の幅が狭まり川になってくる。
「落合橋」で野間川を渡ったところで「大阪府道106号 吉野下田尻線」が分岐する。 r604はここを右折する、r106は直進。橋の名の通り、このすぐ左手で田尻川に注いでいる。 [地図]
右折していきなりこれである、何だろう直進とのこの差は。
再び大阪府に入ったところで中央線が復活する。
「大阪府道604号 野間出野一庫線」府道標識、兵庫県道にはなかった。
野間川の谷筋に沿って進む、何もない山間の道だ。
上の道とは別の場所だが、同じ様な風景が続く。
ようやく谷間から抜け出し、開けた場所に出たところで左に「能勢町道 野間出野下田尻線」が分岐している。 左折すると再びr106に出られる。
暫く走るとぐっと開けたところに出てくる、野間出野の集落、「ノマシュツノ」と読む。
再び現れる府道標識。
野間出野の集落内で「大阪府道4号 茨木能勢線」と合流してr604は終わりを告げる。 明らかにこちらが本線扱いなのは、ここを左折すると、かのr4分断区間 「猪ノ子峠」となっている。 [地図]