「猪ノ子峠」とは「大阪府道4号 茨木能勢線」唯一の分断区間である。 その証拠に、府道4号の標識は再びここから始まっている。
「府道106号 吉野下田尻線」と下田尻で交差する。猪ノ子峠へはここを右折する。 ここから山向こうのアートレイクゴルフ倶楽部までの間が分断区間となる。
一路山へ吸い込まれていく道、山の麓まで行くと際に沿って緩やかに高度を上げる。 途中には廃車が棄ててあるなど寂れている。
迂回をしろと看板が。
今度はデコボコ告知、未舗装区間は2kmある。
最初は中央線がなかったが、この辺りはしっかりと引かれている、 しかし、わざわざ中央線を引く意味が何処にあるのだろうか? はっきり言って、道は悪くない。
と思っていたら、急に白線が無くなる。 右手になにやら施設が?
その施設は「くりのみ園」という知的障害者施設のようだ。
職員さんの車なのか、たくさん路駐(?)している。
しかし、なんだ、なんで"福祉施設"ってのは地の果てや山奥など辺鄙なところに作るんだろうね。
ココまでは頻繁に需要があるためか、しっかりとした舗装道路だったのに対し、急に需要が減るのだろう、ダート開始だ。
ダート開始して数十mのところで、再び迂回告知とともに、 ガードレールにより2車線あった幅が狭められている。
車が通っている部分は1車線だが、幅自体は十分2車線幅が確保されている。 確かこの辺で後ろから来た車に抜かれたような覚えが、需要はあるのか。
暫く行くと山へ分け入り、完全1車線の林道のような様相を呈してくる。
少し開けた広場に出る、猪ノ子峠で休憩するもってこいの場所、 猪ノ子峠が紹介されるときにも良く出てくる。
何かの石碑
何かの石碑2
以下、掲示板の書き込み情報より
能勢地方は、領主能勢氏が妙見山の日蓮宗に帰依した際
領民にもそれを強制した為、“能勢のいやいや法華”と呼ばれ
あちこちに“南妙法連華経”と書かれた、題目塔があるのだそうな。
Fさん、情報ありがとうございます。
分岐して上へ行っている道がとても気になる・・・
広場から少し行ったところが峠、切り通しのようにも見えるが、左右が藪なだけ。
結構上の方まで来ているようにも感じるが、標高は270m程。
暫くはこのような道が続く、良く締まったフラットダートのため走りやすい。
ををっ!?文明の香りがしてきましたよ!? 出口が見えた!
2車線から急に1車線ダートの変わっている辺り、別空間への入口に見える。
おお、なんと黄色実線まで現れましたよ。
・・・あれ?
黄色実線にまで脹れあがった文明道路が、再びとんでもないへちょい道に変身しました、何で・・・
前日の雨のせいで酷い有様
ぐるーっと谷を回り込んできて、再び舗装道路に出会う
向かい側の途切れ部分末端アートレイクゴルフ倶楽部前、ゴルフ場まではいつも綺麗道路だ。 しかし、複数の地権者の問題で整備できないとは、何とも皮肉な話である。