鳥取県道197号 院内馬場線

県道37号線と国道9号を結ぶ。地元の人に、いや地元の人にすらあまり有用ではなさそうな短絡県道。国道9号を兵庫県方面に東進したい時のみ有用だろう。 山越えする道で、山越え部分は中央線のない道だが幅もそれほど狭くならず線形も悪くなく交通量も少ないので走りやすくはある。
沿線には荒金鉱山跡などがある。飲食店は少し道を外れるが途中に1軒ある、コンビニエンスストアやガソリンスタンドはない。
調査日:2012年6月 公開日:2026年7月

左向きの丁字路、左手に田圃があり、右手はコンクリートブロック擁壁がありその上に畑がある、交差点の奥側には横断歩道がある、右手畑の向こうに森が見える・鳥取県岩美郡岩美町大字院内 起点 @レポート:院内→白地
院内で「鳥取県道37号 岩美八東線」から分岐する。 r197はここを左折する、r37は手前と直進。 [地図]

交差点すぐにある左カーブ、左に標識が立っており、その支柱に県道標識が掲げられている 「鳥取県道197号 院内馬場線」県道標識。

右に白い四角いコンクリートのJAの建物がありその前に青いトラックが止まっている、左は田圃、左手前方には2階建ての黒い壁の民家がある JAや郵便局などが建つ通りだが、集落の中心地ではない。ちなみに右に見えるJAの建物は今はなく民家になっている。

ガードレール高欄の橋 「山崎橋」で小田川を渡る。

左右に民家があり、その手前で道幅が狭くなっている、狭くなる箇所の両脇に反射板が立っている 橋を渡った向こうには数軒の民家と郵便局がある、その前で道幅が少し狭まっている。 右に郵便局があるのだが、駐車場の壁しか写ってない……

コンクリートとパイプのハイブリッドな高欄の橋 今度は「院内橋」で荒金川を渡る。左手の少し先で先ほど渡った小田川と合流している。

橋を渡った先の丁字路、こちらの止まれと停止線が引かれている、奥に3階建ての元校舎が見える 「院内橋」を渡ってすぐの北詰を右折する。正面に校舎のようなものが見えるが、旧岩美町立小田小学校でこの時すでに廃校(2001年)になっていた。 [地図]

左に茶色い小屋があり、小屋の部分だけ中央線と歩道がなくなり道幅が狭くなっている 左の小屋部分だけ歩道と中央線がなくなり一幅が少し狭くなっている、当時は渋られたのだろう。 現在は話し合いもついたのか、小屋は少しだけはつられ、道幅も歩道もその前後と同じように設えられている。

左手に数件民家がある、右手はガードレールを隔てて川が流れる この左手辺りが院内集落の中心地、右に川に下りる道があった。

中央線が白破線の2車線の直線道路、遠くと左右に山が見える谷間、左手は歩道があり柵の向こうに田圃、柵に沿って等間隔で電柱が立つ 院内集落を離れるとしばらくは建物のない谷間の田園地帯を行く。

ゆるやかな右カーブ、左手は歩道の向こうに田圃、右手はカードレール続く 荒金川によってできた谷底平野。

左手は歩道を隔てて田圃が広がる、右手はガードレールを隔てて川、正面には山並み、左奥に人家が見える 遠くに人家が見えてきた。

中央線が白破線の直線道路、左手は歩道を隔てて田圃、右には川が流れるが少し間がある、川にガードレール高欄の橋が架かっている、左奥に集落の家々が見え、さらに奥に山が連なる 真っ直ぐが気持ちいい。元は左に見える山際を行く道で、近年この道が整備されたのかと思いきや、80年ほど前には既にあったことに驚いた。 おそらくこの先にある荒金鉱山から鉱石を運ぶのにトラック輸送に変えた関係なのだろう。

左に「鴨ヶ磯駐車場」と書かれた看板が立つ、左右は森 荒金集落に入る。

上りに入るゆるやかな右カーブのところで中央線がなくなっている、左手はコンクリートブロックの上に生垣のキレイな民家がある、右に分かれる道がある 集落外れで上りに入るところで中央線がなくなる。
ここを右に行った先に「荒金鉱山犠牲者慰霊碑」がある。 1943年に発生した「鳥取地震」(M7.2)により鉱泥を溜めていた堰堤が決壊し、強制連行された朝鮮人とその家族28名、そして荒金集落の人々37名の計65名が犠牲となった。 懸命なな収容作業もむなしく、今なお37名の遺骨が鉱泥の下に眠ったままだという、中でも朝鮮人労働者の宿舎は堰堤直下にあったことが災いし、わずか2名しか発見されなかったんだそうな。

左に民家があり、底に県道標識が立っている、右手はガードレールを隔てて川 この右手に新たに作られた堤がある、何のための堤なのだろう、砂防目的なのだろうか?

ゆるやかな上りの左カーブ、左手にはコンクリートブロック擁壁が続く、右手はガードレールを隔てて杉林、カーブ地点の右にミラーが立っている ゆるやかな上り。

左の山側は低いコンクリートブロックが並ぶ、右はガードレールの向こうに木々が茂る中央線のない直線道路 妙にまっすぐな道。

右に下に下りていく道が分岐している、分岐点に「旧岩美鉱山坑排水処理施設」と書かれた看板が挙がっている 右に道が分岐しているが「旧岩美鉱山坑排水処理施設」と書かれている。岩美鉱山(荒金鉱山)は日本最古といわれる銅山だったが1955年に閉山した。 しかし、鉱山というものは厄介なもので、閉山してもその後も構内から鉱毒を含んだ水を排出し続ける。ここ荒金鉱山も操業中は下流の荒金川・小田川を「死の川」へと変貌させた歴史がある。 そのため、現在でも中和作業が行われており、これはその施設だ。なお鉱山跡は予約すれば坑道を見学できるそうな。

ゆるやかな上りの左カーブ、左手は藪で、紛れるように反射板の棒が立っている、右手はガードレールが続く、その向こうには森が見えている この辺りから大きなカーブを二つ経て上っていく。

カーブ地点の右にミラーのある左カーブ、左は藪、右はガードレールが続く  少しきつめの左カーブ、この辺り何故か森もなく開けている。田畑があったわけではないが随分昔から空き地の様にぽっかりと開いていたようだ、鉱山の関係だったのだろうか? 現在は太陽光畑になっている。

森の中の右カーブ、左にガードレールが続く、カーブ地点左にカーブミラーが立っている 二つ目の大きなカーブ。カーブ手前の右手にはかつて牛舎だが鶏舎だかがあったようである。

真っ直ぐな道両側ともに藪 再び真っ直ぐな道が現れる、昔からある道ではなく1970年代前半に新たに通された道路のためこういった綺麗な線形なのだろう。

森の中ゆるやかな左カーブ、カーブ地点右にカーブミラーが立っている、カーブ手前右に待避スペースがある ゆるやかな左カーブの前に待避所があった、待避線ならんほどでもないように思う幅はある。

右側で工事を行っており、白いトラックと黄色いショベルカーが止まっている どうやら路肩が崩れたようだ。

左に待避所のようなスペースがある、山側でコンクリートブロック擁壁が続いている、右側はガードレールを隔てて谷側斜面の森 左に広い待避スペースがあるが、待避所を造ったというより、道路造成時にできたスペースなだけなのだろうか。

右カーブ、カーブ地点左に作業林道が分かれている 少しきつめのカーブ、カーブ地点に向こうの谷に下りられる作業林道が分かれている。

左側は山の斜面、右手は明るい藪 この辺りはかつて荒金鉱山の鉱石を運んだトロッコ軌道の跡である可能性が高い。この右手は明るく藪が広がっているが、そこも昔は木々のない広い空き地であったようで、鉱山の関係する場所だった可能性が高い。県道はこの辺りが最高所。

すこし切り通しの左カーブ 昔は山向こうの相山集落に抜けるのに、今走ってきたこの県道ではなく川沿いに上がってくる道があったらしく、この辺りで右から合流していたようだ、そしてこの左カーブを経て右の谷の方に下りて行った模様。

両側に森、左に県道標識が立っている あまり鬱蒼とはしていない森。

左カーブ、カーブ地点右にカーブミラーが立っている、森に松が目立つ 車通りはほぼない。

下りの左カーブ、左手は山、右手はカードレールが続き隔てて谷、カーブ地点右にカーブミラーが立つ 結構きつい左カーブ。この辺りはもうトロッコ軌道跡から外れている、トロッコはしばらく山を進んだ後、相山集落でインクラインを使って下ろしていたようである。

右に広めの待避所がある 広い待避所。

右カーブ、両側にガードレールがある きつめの右カーブ、こちら側のきつめのカーブはこの二つのみ。カーブ地点左に作業道のようなものが分岐している、かつては左手に奥向かって田畑があったようである。

真っ直ぐな下り道、左手は山、右手はガードレールを隔てて藪 真っ直ぐな下り、右手藪の向こうに田畑があるようだ。

左手に建物がある、右手はガードレールを隔てて杉林 左に久々に建物を見る、JAのライスセンターのようだ。

左手は森、右手は藪 下りも緩やかになってきた。

ガードレール高欄の橋で川を斜めに渡っている、奥に集落の民家が数軒見えている 「地蔵前橋」で相山川を渡る。

ゆるやかな左カーブの途中で中央線が復活している、右に道が分岐しており、一段高いところに集落の家々が立っている 山から出て相山の集落に入るところで中央線が復活する。

中央線が白実線の2車線の下り右カーブ、左はガードレールが続いている、右に歩道がある 中央線は白実線だ。

中央線が白実線の直線の2車線、左に一軒、右奥に一軒民家が建っている ほぼ下りも落ち着いた、この辺りも道沿いに何軒か民家が建っている。

緑色のパイプビーム高欄の橋、右に歩道がある 「相山橋」で蒲生川を渡る。

標識の支柱に掲げられた県道標識、「ここまで」と書かれている 「ここまで」と書かれた県道標識、終点であることがわかる

信号のない丁字路、道路には「止まれ」の文字、右側wには横断歩道がある、正面に二軒民家が建つ・鳥取県岩美郡岩美町大字白地 終点 白地で国道9号にぶつかってr197は終わりを告げる。終点は馬場とあるが、隣の地区になる。 左右の道がR9。 [地図]