@レポート:政所町→佐目(逆順)
政所町で国道421号線から分岐する。
r34はここを左折する、R421は直進。
[地図]
のっけからこの狭さである。
藤川谷を渡る。
御池川を渡る。
「滋賀県道34号 多賀永源寺線」県道標識。
右折するとR421に出られる、県道は直進。
中畑の集落を離れさっさと山へ向かう。
しばらくすると2車線に。
学校のように思えたが、どうも学校ではないらしい。
そうこうするうちに、わかりやすい狭まり方をする。
政所の集落を抜ける。
大丈夫、放っておいても通行に注意するから。しかし、「通行注意 落石 この先」って落ちてること前提なのか!?(たぶんそういうことじゃない。
確かにモルタル掛けの崖に、落石がきになる。
コンクリート擁壁の上に車道に落石するのを防ぐネット、落石には注意だね。
「箕川トンネル」で箕川の集落をパスする。 トンネル前辺りで再び2車線になった。
御池川を渡る。
旧道が合流してくるが、地図で見ると柵か何かしてあり通り抜けられない様子。
蛭谷集落に入る。
ここ蛭谷は木地師発祥の地と云われている。
いつしか道は1車線に。
ぐんぐん山へ登っていく。
一旦上りが落ち着いた。
再び上って峠に差し掛かる。左手に惟喬親王御陵があった。 惟喬親王とは先の蛭谷周辺の杣人に木工技術を伝授したと言われる人で、文徳天皇の第一皇子。
下りに入る。
中央線が引けるとまではいわないものの、十分な広さを持っている。
ある程度下ってきたところで、なにやら道が不自然に絞られ凸凹注意の標識が。
ひょっとして、これは……もしや!?
まぁ、これを目的にこの道にきたんですがね、滋賀県道34号線名物「洗い越し」。 川に橋を架けるほどではないというか採算が合わないというか……カルバートの暗渠にでもしたらええやんと言う気もしないでもない。 要するに川の中を走って川を渡るのです。 かつては沿線に三箇所ほどあったそうだが、今では水量の多いこの箇所だけとなっている、その水量の関係で暗渠などにはしにくいのかね。 車高の低い車などはこの県道に近づかないことが賢明。
唯一の見所を終え、杉の林間を走る。
百済寺甲町で「滋賀県道229号 百済寺甲上岸本線」が分岐する。 r34はここを右折する、r229は直進。 [地図]
比較的走りやすい道が奥へと続く、須柱谷を渡る。
道幅に余裕があるからいいようなもの、左手の川側にガードレールの類はない。
杉落ち葉の避けられ具合を見ると真ん中しか通っていないのがわかる、そりゃまそうか。
ガードレールは現れたが、代わりに道幅が狭くなり崖がせり出してきた。
黒谷橋で黒谷を渡る。
剥き出しの崖が怖い。
川側にはやっぱりガードレールがない。
杉木立の一本道がいい。
犬上川を渡る。
犬上川ダム湖畔に差し掛かった途端これである……
道はボロボロで出水も多くある。
そして、道は1車線。
直で湖に転がり落ちないようなところはガードレールもない。
カーブミラーがあるだけマシというもの。
かつてここにも洗い越しがあったようだ。
湖側にも杉が、隙間があればどこにでも植えているのだろうか。。
右手に犬上川ダムがある。
ダム天端の高さから一気に下り降りていく。
萱原の集落に入る。
集落内で右折して犬上川を渡る。 [地図]
なにも、行ったときに限ってしとらんでも……なにやら消防訓練とかで県道が通行止めされていた。 だもんで、迂回路を行ったため集落内の少しの区間飛びます。
集落外れで迂回路から出てきたところ、集落を出た辺りで2車線になっている。
小和谷川を渡る。
樋田ヶ谷川を渡るところで道幅が狭くなる。
落石が多いのか、ものものしい落石防止工が。
離合が優に行えるほどに道幅が広がった。
川相(かわない)集落にはいるところで2車線になる。
川相集落を行く。
川相の犬上川北谷を渡る手前で「滋賀県道226号 佐目敏満寺線」が分岐する。 r34はここを右折する、r226は直進。 [地図]
山へ向かって綺麗な2車線が延びている。
バイパスで小原集落をパスし、宮谷川を渡る。
旧道が合流するところで道幅が狭くなる。
減少と言ってもそこまで狭くなるわけではないようだ。
霜ヶ原橋で霜ヶ原谷川を渡る。
霜ヶ原橋からしばらく行ったところで2車線が復活した。
歩道まで設えられている。
犬上川北谷を渡る。
佐目で国道306号線にぶつかってr34は終わりを告げる。 左右の道がR306。 [地図]