佐賀県道47号 肥前呼子線

国道204号に始まり国道204号に終わる東松浦半島の内陸部を縦断する18km程の主要地方道。道幅も狭い区間が多く整備状況もまずまずではあるものの、国道を行くよりは距離的・時間的にも早いと思われる。 しかし、バイパス的な性格ながらけっして走りやすい広い道ということはなく、全線にわたりほとんど中央線のない山間部をいくつかの集落を繋いで走る道である。 沿線には取り立てて何もない。飲食店やガソリンスタンドは道から外れれば玄海町内にあるが道中にはないと考えたほうがよい、コンビニエンスストアは皆無である。
調査日:2012年9月 公開日:2025年2月

左向きの丁字路、右手に美容室がある・佐賀県唐津市肥前町切木 起点 @レポート:切木→高尾橋
肥前町切木で国道204号から分岐する。 r47はここを左折する、R204は手前と直進。 [地図]

中央線が白破線の2車線の道、左手は山でこの先右カーブのところにコンクリート擁壁がある、右手にはガードレールの向こうに竹藪 曲がってすぐちゃんと2車線あった。

左手は山でコンクリート擁壁が続く、右手は田圃がある 水田のある谷間を行く。

左手は森、右手は田圃、少し先の左手に倉庫が建っている この先に建物が見えるが森林組合の倉庫のようだ。

僅かに上りになっている、道は築堤になっており両側にガードレールがある、その向こう一段下に田圃がある 築堤になっているからだろうか、両側にガードレールがある。

右にカーブする、カーブ地点にはカーブミラーが建っている、右手にはコンクリート擁壁と落石防護柵がある なんかさっき見た風景、山の際を走る。

両側に森がありその中をまっすぐ上っている 山の中に入って行く。

右向きの丁字路 右に「唐津市道 東山切木線」が分岐している。

森の中の右カーブ、左手に交差点ミラーが立つ 山深い森の中を走っているようで、実は上場台地という台地で山というほどの山でもなく、航空写真で見ると田畑と森が混在している様子がよくわかる、まぁ森の多い台地だよね。

森の中のY字路 切木(きりご)で「佐賀県道265号 切木唐津線」が分岐する。 r47はここを左折する、r265は直進。 [地図]

中央線のない道、左手に県道標識が立つ、両側は森 分れたとたん主要地方道の方が中央線なしになってしまった。

ゆるやかに右にカーブしている、左は背丈の低い木々、右手は杉林が混じった背丈の高い森 しばらく森の中。

深い森ではなく空も明るい 森の中だが鬱蒼としておらず空が明るい。

右手に廃墟があるる 元牛舎だか鶏舎だかの廃墟の前を行く。

左にゆるやかにカーブしている、右手に廃屋がある 廃墟外れに民家があったがやはり同じく廃屋だった、そこに「養豚場」の看板、牛でも鶏でもなく豚だったか。

カーブの途中に左に分岐がある 交差点があるがここは道なりに右にカーブする。

両側に田畑のひろがる直線道路 森から畑のひろがるところに出た、森から出たところで玄海町に入っている。

両側に藪がある直線道路、右手に白い屋根の倉庫があり、前方には電力鉄塔が見える 右手に見えるのは牛豚鶏舎のどれでもなさそうだ、前方に「玄海原子力線」の高圧線鉄塔が見える。

右手に細い森が続いている 左手は藪に見えてその向こうに畑、右手は森に見えてそのすぐ向こうは畑。

両側には森 畑は何故か巧妙に木々の向こうに隠れている。

両側に草藪 両側ともに草藪だがどちらもその向こうに畑がある。

左手は細い森、右手は一段高いところに畑 ここは右手の道沿いの少し高いところに畑があるようだ。

両側にガードレールがある、左手に池、右手は堤の下に谷間 「轟木溜池」の堤を行く堤の下方の谷間に田んぼが広がっている。

右カーブ、左手一段上がったところに農業ハウスがある 左手に農業ハウスがある、しかし人家があまりないな……

左カーブ、両側には森がある 再び森の中へ。

左カーブ、カーブ地点にはカーブミラーが建っている、両側はやはり森 しかし、薄い森のようで木々の向こうには田んぼやら畑がある様子。

左手は森、右手は畑 この左手は奥の方まで森が続いているようだ。

左手に農業用ハウスがある 農業用ハウスが建っている。

右から道が合流してくる、右手にアスファルトの広いスペースがあるがそこは道路ではない 何やら広い道が合流してくるように見えるが、右手にある倉庫の敷地であり「止まれ」標識の向こうが道路である、現在標識は道の向こうつまり右手に移っている。

右手に土手があり左手は藪 右の斜面の上も田畑が向こうまで広がっており、右手の藪の向こうもやはりそれ。

緩い下り坂の直線道路、両側に田畑が広がる 道は緩く下っている、ここらあたりはわかりやすく両側開けて田畑が広がっている。

森の中緩く右カーブする途中に左向きの丁字路 そう言っているとまた小さな森に突入する。

左手に田畑、右手に森がある 道はずっとゆるやかに下り続けている。

森の手前で左にカーブしている、右手に森があり、森側にはガードレールもある 森に当たる前にくるっと左にカーブする。

両側に森 この森は段丘崖の森で、この後「有浦川」の流れまで下りていく。

右にカーブする、少し下り勾配が増している この辺りから下り勾配が急になる。

右にカーブ、右手に杉林がある 部分的に杉林になっている。

ゆるい左カーブ、右手にカーブの手前にミラーがある カーブの随分手前にミラーがあるように思うがちゃんと機能を果たしている。

右ヘアピンカーブ、急カーブというほどではない 段丘崖を半径の大きなヘアピンカーブ二つを伴って下りていくが、その一つ目。左手には田畑が広がっている。

再び森に入る、ゆるい右カーブだがカーブミラーが左手にある 再び森に突入する。

両側に杉林がある ここは両側杉林。

杉林から出る 林の先が明るい。

左ヘアピンカーブ、カーッ部の途中で右向き丁字路がある、奥にダムの堤が見えている 二つ目のヘアピンカーブ、カーブ手前辺りから2車線になる。右手谷奥に「藤ノ平ダム」が見えており、ダムに向かう道が分岐している。 現在その道を「原子力発電施設等立地地域特別交付金」を用いて「肥前呼子線」として整備中で、「佐賀県道50号 唐津北波多線」とセットで 西九州自動車道の北波多ICまでつなぐ予定のようである、ひょっとしたら将来路線が変わる可能性もある。気が早いことにMapionではすでにr47扱いになっている。 [地図]

左右に石材が置かれている 向ノ上集落を行く。

道はまだ下り続けている、右手ガードレールの向こう一段下がったところに田畑がある 集落から出る、勾配はゆるやかになったものの道はまだ下り続けている。

左手の道路脇スペースにたくさん車が止まっている 車がいっぱい止まってたんだけど、何か集会でもしてたのかしら。

十字路、左手奥に町役場がある、右手奥に3階建てのアパートが建っている 「玄海町役場前」交差点で「佐賀県道292号 加倉仮屋港線」のバイパスが合流する、またr47のバイパスが右に分岐する。 調査時はまだ左にr292のバイパスは開通しておらず、またr47のバイパス表記等もなかったため、レポートは旧道のみとなる。 [地図]

中央線のない道、両側に民家が建つ、「←玄海町役場」という標識が挙がっている 玄海町の市街地に入る、中央線がなくなった。

町中の丁字路、こちら側が「止まれ」の一旦停止になっている、正面には民家が建ち並び、右手角にはガソリンスタンドがある 諸浦で「佐賀県道292号 加倉仮屋港線」が合流する。 r47はここを右折し少しの間r292と重複する、左右の道がr292。 [地図]

橋の上を対向にバスがやってきている 昭和バスの路線バス(有浦線)がやってきた、橋上は狭くてバスとでは離合できない。

パイプビームの高欄、中央線はなく狭い橋 「有浦橋」で有浦川を渡る。300m足らずr292と重複している。

橋の手前に左向きの丁字路がある、右手には民家がある 諸浦で「佐賀県道292号 加倉仮屋港線」が分岐する。 r47はここを左折する、r292は直進。 [地図]

左手に県道標識が建つ中央線のない道、右手に下村川の流れがある 「佐賀県道47号 肥前呼子線」県道標識。

少し開けたところを左にカーブしながら上っていく、正面の斜面に棚田がある 「下村橋」で下村川を渡る。

やや斜めに合流する形の丁字路 現道に合流する、ここを左折する。 [地図]

右手に民家のコンクリートブロック擁壁がある 現在は歩道のある立派な2車線の道になっている。

中央線が現れる ここから2車線になっている。

反対車線は減速帯の黄色い縞々が施されている 2車線の道が続くが、この先バイパスが未完成のためここを左斜めに行く。現在はバイパスは完成しており写真20枚目の地点を右から出てくるようになる。 [地図]

中央線も路肩の線もない道 途端に中央線もない心許ない道に変貌する。

背丈の低いコンクリート製高欄の橋 再度「高江橋」で下村川を渡る。

左は開けている斜面、右手は森 再び山の中へ。

右手は木の生えていない新しげな斜面、左手は杉林とガードレール 少し幅が広がったが、右手の斜面は過去に崩れたことがあるのか、それとも道を広げた関係なのか……

右手はコンクリート吹付法面 この辺は法面がコンクリートでおおわれている。

森の中をぐんぐん上る中央線のない道 結構ぐんぐん上っている。

竹林の向こうが明るい、右側に5本、左側に9本杉が植わっている 先が明るくなっている、林から出るのだろう。両側に杉が立っているが、17本が門の様に植わっているだけで、辺りは竹林だ。

左にカーブしつつ上っている、右手に何軒か家が建っている 犬吠の集落を行く。

集落から出て再び森に突入する、右手に小屋が建っている 集落から出る。

正面に民家の敷地の高い法面がある 再び開けた、目の前に見える高い法面は一軒のお宅の敷地でした。

森から出るあたりで中央線が現れる 再度森に入って抜けるところで2車線になる。

左側の森が開ける 青看板が掲げられている。「←外津・玄海原発」「呼子・唐津→」となっているが、現在は右が「47」から「254」に貼り替えられているのだけど、2024年度版でも佐賀県公式ではr47指定のままなんだよね、はて? ところで「外津」は「ほかわづ」と読むそうなんだけど……絶対読めんて。

左折・直進と右折矢印が路面には描かれているが、別レーンではない 上り坂の信号ってMTの路上教習ではいっちゃん嫌なやつやな。左折・直進と右折矢印が路面には描かれているが、別レーンになっているわけではない。

左には田圃が広がり、右にはビニールハウスが立ち並ぶ 小加倉で「佐賀県道254号 今村枝去木線」が合流する。 r47はここを右折ししばらくr254と重複する、左右の道がr254。 [地図]

左にカーブしている、左手には歩道がありそこに県道標識が立っている 「佐賀県道254号 今村枝去木線」県道標識。なんでこれより上番のr47のヘキサじゃないんだろうね?

森の中の右カーブ r254と合流してから黄色実線になった。

信号のある交差点だが左折だけ信号を避けて曲がれるようになっている 「小加倉」交差点、なぜ左折専用レーンがあるのか謎である。

右にカーブする黄色実線の2車線道路、左手に10軒ほど家がありカーブ地点にバス停がある、右手は谷 県道沿いの集落、だが小加倉集落の家々の多くはここから左に入ったところにある。カーブ地点に小加倉のバス停がある。

左カーブの向こう右側に青看板があがっている いくらカーブを曲がってきた地点とはいえ、右側のそんな遠く離れたところに青看板を上げますか……。

下る途中で中央線がなくなっている、遠くに集落が見える 「牟田」交差点「佐賀県道254号 今村枝去木線」が分岐する、また右から現道が合流する。 r47はここを左折する、r254は直進。調査時点では現道であるバイパスができておらず信号のない丁字度であったが、現在は右にBPが完成し信号機のある十字路になっている。 [地図]

左側に歩道のある中央線が白破線の2車線道路 r254と別れてからも2車線ある。

両側に「唐津市」のカントリーサインが立っている ここで再び唐津市に入る。

両側に畑や森が広がる 周囲に畑や森は広がっているが意外と人家はない。

両側は低い森 下りに入る。

左手に人家がある、青看板が掲げられている 下ってきたところで数軒人家が見える。青看板が掲げられ丁字路を示している。

青感bヴァンは丁字路を示していたがしっかりとした十字路、こちらが「とまれ」の一旦停止となっている 鎮西町石室で「佐賀県道23号 唐津呼子線」が合流し「唐津市道 前田・筒江線」が分岐する。 r47はここを左折ししばらくr23と重複する、左右の道がr23、前田・筒江線は直進。 青看板では丁字路だったのにしっかりと十字路、しかも直進もちゃんと2車線、ひどい話だ。 [地図]

左手はガードレールの向こうに森、右手はコンクリート擁壁と森 r23と合流すると再び中央線が黄色実線に。

左側に歩道のある黄色実線の右カーブ2車線、右手には森がある、カーブの向こうに民家がある 1.3km程r23と重複する。

右カーブ、左手に2軒ほど家がある ここら辺りは沿道にぽつぽつ民家が見られる。

ゆるやかな右カーブ、カーブの先にビニールハウスが見えている くねくねと下りながらのカーブ。

少し上り気味の左カーブ、カーブの先に数軒民家がある 城ノ元集落を行く、近くには名護屋城陣城跡がいくつかあるのでそこからついた名なのだろうか?

ゆるやかな上り右カーブで、切通しとなっているところの上に橋が架かっている 「唐津市道 開拓本線」の「城ノ元橋」をくぐる。

下り左カーブ、青看板が掲げられている しばらくすると下りになる。

田圃の向こうに家々が見える 鎮西町石室で「佐賀県道23号 唐津呼子線」が分岐する。 r47はここを右折する、r23は直進。直進すると名護屋城跡方面に向かう。 [地図]

中央線が白破線の少し上り、左手に県道標識が立つ 少し上る、r23と別れると再び白破線になっている。

下りの左カーブ、左側の路肩が広い、両側は森 ここからはしばらく下っていく。

直線の先に右カーブ、左手は森で右手は藪 また、周り何もないように見えるんだけど、実は右側には畑が広がっている、藪の向こうに。

右向きの丁字路、交差点の前後だけ中央線が白実線になっている 右に「唐津市道 早田・横畑線」が分岐している、この辺りは道路沿いに民家が見られる。

右にカーブする地点で左に下りていく道がある、右手にコンテナ小屋が建っている 集落から出てここから下り勾配が増す。

段丘崖の斜面の森を行く 潟川の段丘崖を一気に駆け降りる、いや海も近し海食崖だったのかもしれない。

下りの左カーブ 谷を巻くようにカーブする。

気持ちがいいほどまっすぐ下っている 潟川の流れまで一気に下る。

緩く左にカーブしながら橋を渡る 潟で「潟橋」で潟川を渡る、ガタガタ。左手に田んぼのある平地が広がっているが、地名の通りかつては潟だったのだろう。

道は再び上りになっている、若干右にカーブする 川を渡ると再び上りに転じる、川を渡るためだけに50m程の高低差がある段丘崖を下ってきただけだから仕方がない。

段丘崖を斜めに上っている トラバース気味に高度を上げている。

右にカーブする、左手はガードレールがあっりその向こうは竹林、右手は森 いよいよというところで右にカーブし谷間を一気に駆け上がる。

信号のある十字路、四方の角の建物がある 上り切ったところにある「横竹西」交差点で「唐津市道 鎮西中央線」と交差する。

左手には牛舎が、右手には畑が広がる せっかく上ったというのに……また下っていく。

右手に田畑を見ながら緩やかに下っている ゆるやかに下る。

ゆるやかに上りながら右にカーブしていく この先右にカーブしているが、そこの丘に現在は団地が3棟建っている。

両側の道路際の法面がしっかりとコンクリ擁壁がある また上り気味。

下り気味の左カーブ、カーブ注意のロードぺイントが為されている そしてまたもや若干下りぎみ。この左手に上水道用の貯水池「呼子町第二貯水池」(1984年竣工)がある。

「横竹」交差点で「佐賀県道340号 鎮西唐津線」と「唐津市道 呼子環状東線」が分岐する。 r47はここを左折する、r340は右折、呼子環状東線は直進。直進すると呼子町中心地に向かう。交差点内で「横竹橋」で江頭川を渡っている。 [地図]

右にカーブしながら下っている、左手はガードレールの向こうに江頭川の流れ、右手は民家の擁壁 r340分岐を過ぎると中央線が黄色実線になった、因みに道はまだぐんぐん下っている。

川を斜めに渡っている 「野中橋」で江頭川を渡る。

江頭川の谷間をまっすぐ下っている、左手には建設会社の立て獲物が、右手に江頭川の流れがありその向こうにコンクリートで囲われた貯水池が見える 右手川向うに「呼子町第一貯水池」がある、呼子町の水道水の確保は割と苦労していたようだ。

左手から下ってくる道のガードレールがある、左右に民家が建っている 左から「唐津市道 吹上東線」下ってくる、写真7枚前のあたりから下ってこれるショートカットルートだが、1車線しかないようだ。

真っ直ぐな下り、両側ともに山である谷間 ラストスパート、青看板が上がっている。

左向きの丁字路、右手にガソリンスタンドがある・佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦 「高尾橋」交差点で国道204号にぶつかってr47は終わりを告げる。 左折と直進がR204。右手にあるガソリンスタンドは現在は存在しない。 [地図]