@レポート:祖納→伊原間
石垣を中心に構成する八重山諸島の一つで西端に位置する、石垣島の西110km程の所に浮かぶ島「与那国島」。
その与那国島を一周する日本最西端の県道。
祖納で「沖縄県道217号 与那国港線」が分岐する。r216はここを右折する、手前がr217。
[地図]
与那国市街地を行く。
並木がとても南国らしい。
「県道216号 与那国島線」県道標識。 バイクは「与那国ホンダ」で借りました、日本最西端のレンタカー屋さん。
町の外れで左折する、右折すると与那国港へ。
「十山橋」(とやまはし:1975年7月竣工)で田原川を渡る。橋を越えたところから追い越し禁止となる。
見上げると不思議な形の岩塊が見える、「ティンダバナ」という珊瑚が隆起してできた崖だ。
坂を上る。
丘の頂点、右手に製糖工場がある。
真っ直ぐ下っていく。
同じ県道番号が分かれている。r216はぐるっと島を一周してここで合流して終わりとなる。 まずは直進して空港方面へ向かう。 [地図]
道はなおゆっくりと下っている。
「桃田原橋」(ももたばるはし:1987年3月竣工)で桃田原川を渡る。
ゆっくりとカーブして空港敷地を回り込む。
右折すると与那国空港へ。 [地図]
空港前を過ぎるとすぐに急カーブが待っている、速度に注意。
今度は左急カーブ。
追い越し禁止区間が終わる。
滑走路に並行して走る。
この辺りで並走していた滑走路は終わる。
軽く高くなってる辺りから再び追い越し禁止区間となる。
緩やかに下っていく。
海が見えてきた、島周回道路でありながら思いの外海が見えない。
気持ちの良い二車線の道が続く。
左手に池が見える。「久部良ミトゥ」(ミトゥとは方言で「沼地」の意味)とよばれる湿地帯。 中央線はないのではなく薄くなって消えてしまっているだけだ。
久部良の集落に入る、日本で一番西に位置する集落だ。
ガソリンスタンドがあった、もちろん日本最西端のGS。右折すると「クブラバリ」へ
久部良ミトゥからの川に沿って走る。
久部良の集落内で県道は左折する、直進すると日本最西端の「西崎(いりざき)」へ。 この交差点が日本の県道最西端地点となる。 [地図]
曲がるとすぐに上りになる。
一気に高度を上げていく。
正面に久部良岳(195.6m)が見える。
山の中に平地が現れた。
道中所々に土砂崩れなどの崩落が見られた、地盤はあまり強くないのだろう。
左手には独特の林が広がっているが、おそらくクバだろう。
比川集落に向けて下りになる。
開けたところに出た、右手には田が広がっている。
比川集落に入る。
集落に入ってすぐのところで左に急カーブしている。
もういっちょ左カーブがあるのですが、その分岐のところに、ある看板が。
右折してその奥に行ってみると小さな診療所が。「Dr.コトー診療所」のドラマで使用された診療所(志木那島診療所)だそうな。
集落内で道は再び上りとなる。
4つめの急なカーブを経て比川集落を離れる。
上りの途中で追い越し禁止区間となる。
右折するとサンニヌ台・立神岩を経て東崎方面へ。 [地図]
ここでは片側通行にして復旧作業をしていた。他では復旧作業をしている風すら取れなかったが、この箇所が他に較べ特段酷かったのだろうか? 順次復旧作業は進めていくのだろう。
高原を走る。
この先で一旦下りになる。
下りのカーブに注意。
桃田原川の谷筋に下る。
谷筋と行っても随分と開けた緩い傾斜の所だが、再度上りに入る。
田畑の中を抜け丘を越えた後再び下っていく。
一気に高度を落としていく。
真っ直ぐ下っていく。
ここでふたたびr216に合流して終わりをつげる。 [地図]