@レポート:黒島港→東筋(逆順)
石垣を中心に構成する八重山諸島の一つ、石垣島の南西19km程の所に浮かぶ島「黒島」。
その黒島の中心を貫く日本最南端の県道、当然沖縄県最南端の県道でもある。
黒島の玄関口「黒島港」より始まる。
[地図]
黒島港より出ていく道。
島内を巡るのに、レンタルバイクを借りた。 島内のレンタル屋では原動機付き自転車と自転車しかないが、平らな上周囲12kmの小さな島なのでそれでも十分だろう。 車やバイクを持ち込むことはできるが、貨客船の運航は週二便しかない。
県道はここを左折する、直進すると宮里の集落へ。 [地図]
石垣がある、復元されたものだろうか。
「県道213号 黒島港線」県道標識。
気持ちの良い道が続く。
真っ直ぐな二車線の道が島の中心を行く。
島のライフライン、水道施設。水不足に悩まされた黒島だったが昭和50年に西表島からの海底送水管によってようやく上水道がもたらされ、その心配が無くなったという。
黒島小中学校の前を通る。
小中学校の横には「黒島展望台」がある。
島の中央に立っており、何も遮るものがない島を360度見渡せる。
来た方角を眺める、遠くに西表島を望む。この展望台は島にそぐわないと批判も多いとか。
放牧地の中真っ直ぐ道は進む。
人より牛の方が多い(約14倍)という牛の島だけあって至る所で牛が見られる。
東筋の集落に入る手前で道幅が狭まる。
黒島郵便局の前を通る。
東筋の集落。
道が突き当たったところで県道は終わりを告げる。 この交差点が日本の県道最南端地点となる、 もちろん沖縄県道の最南端でもある。 [地図]
突き当たりになにやら碑があった。
r213は日本の道100選に選ばれている。
来た道を振り返る、のんびりとした雰囲気が漂う。
至る所でインド孔雀(と思しき鳥)が見られる、なんでも逃げ出した孔雀が自然繁殖しているとか。
外周は石垣に囲まれたこのような道が続いている。
島内一高い建物はおそらくこの「黒島灯台」。11m、1972年に初点、光達距離14.8km。 灯台まではダートを走ることになる。
港からすぐのここ、まっちゃんおばーのレンタサイクルでレンタルバイクを借りた。