@レポート:暗峠→三碓
暗峠で「大阪府道702号 大阪枚岡奈良線」から引き継ぐ。
国道308号はもちろん重複中。
[地図]
君は何をそんなにもションボリしているのだ。
稜線に沿って信貴生駒スカイラインが走っている。暗峠からはややずれている。
スカイラインから峠を望む、石畳から急に怪しげなコンクリ道になっている……
こんな感じの、すれ違いようのない1車線のコンクリ道でスカイラインをくぐる。
くぐった向こうは、何故かとても道幅が広がる。“とても”とは今までの幅基準だが。
奈良県は何をトチ狂ったのか、恐ろしいことにここから2車線になっている。
すべり止めのあの輪っかが施されたコンクリの道で、中央線のある2車線というのはわりと新鮮かもしれない。
まぁ、それも集落をパスするわずかな区間だけなのだが。
奈良県側もそれなりの斜度で下ってはいるが、大阪府側の“転げ落ちるような”坂道ではない。
大阪側と違い、こちらはアスファルト舗装が頻出する。
再び2車線に!?。
こうしてみると、その辺の県道である。 大阪府道におけるr702のそれとは違い、奈良県道にあってはr702は取り立ててどうこうと言うほどの県道ではないようだ。
しばらくするとまた中央線が無くなる。
ちょっと道がバリバリだ。
西畑町の集落をぐでんぐでんと下っていく。
左上方に上っていく道がとても気になる……その道を行くと生駒の市街地に出られるようである。
大阪側に較べ驚きの広さ。
たまにこうして2車線に。
こうしてみると険道でも、ましてや酷道にも見えない。
勾配も落ち着いた、中央線も十分に引ける広さ。消えてしまっているだけかもしれないけど。
直進に道を造る意欲が伺えるが……県道および国道はここを右折する。 [地図]
これは2005年に撮影したもの。何か変わったのかといわれたら、草が刈られた以外……何か変わったのだろうか?
で、これである。右折するとこの通り、また車一台分の幅しかない。今までの快適さが嘘のよう。
そこで強力に主張する国道308号の国道標識であった。
道幅は広がるが……
まだ真新しいコンクリートの道、以前はどんなのだったんだろう。
少し下るとアスファルト舗装になり……
そして狭くなる。
家々の間を抜けて下っていく、こうやってみると結構な斜度の坂だ。
遠く南生駒の街が見える。
すっかり険道に戻っている。
このカーブを抜けると。
いよいよラストスパート。
ここで暗峠越えの魔界区間が終了する。下ってくる間、対向車が待っていてくれた。
逆から見た魔界への入口。うん、これはおかしい。
突然綺麗な2車線の道となる。
両側には歩道まで設えられている、騙されないぞ!?
さすが、裏切らない……
わずかな区間川に沿う。
いい加減絞られたような気がするのに、まだ絞る。
ここが奈良県側の最狭区間、魔界から脱出後の罠である。
ここで東進してきた場合は左に折れなければならない、ここから先県道及び国道方面への直進は西向き一方通行なのだ。 大阪側に次いで、またしてもここで東向きでは辿れない罠が存在している。 [地図]
今までの幅と何ら変わらないのに一方通行というのもどうも解せないが。
小学校の前を通る。
通学の安全のためか、無理矢理歩道が仕切ってある。
「小瀬町西」交差点で国道168号と合流し、国道308号と別れる。 r702はここを左折する、左右の道がR168、R308は直進。 [地図]
右の並木は桜だろうか。
小瀬町で竜田川左岸へ移る。そちら側も国道168号指定されているが旧線となっている。 左岸からの南行き一方通行のためこの地点からは左岸には渡れない、車両はこの先の「大登大橋西詰」を右折する。 [地図]
竜田川を渡る。
渡ってすぐの東詰めより、右手後方「南生駒駅」からの道が合流してくるため、相互通行となる。
大阪→奈良と辿ってきた場合は、ここを左から「大登大橋」を渡ってくる。
旧R168との重複区間、追い越し禁止となっている。
第二阪奈道路をくぐる。
近畿日本鉄道の生駒線と交差する。
踏切を渡った向こうから中央線が白破線に。
歩道橋をくぐる。近所に学校があるのかと思いきや、なかった。
歩道もない町中を走るので通行人には注意。
「菜畑」(なばた)交差点で国道168号旧線から分岐する。 r702はここを右折する、R168は直進。 [地図]
「奈良県道702号 大阪枚岡奈良線」県道標識。
道幅は割と狭いが、拡張の用意あり、のようだ。
このあたりはもっか拡張工事中だったようだ。
中央線がまだ引き直されていないためか、左車線は2車線分あるという変なことに。
この辺りは改良済みの様子。
椚峠で奈良市に入る。椚峠を越えると右手に帝塚山大学が見えてくる。
「帝塚山大学北側」交差点で右折する。 [地図]
阪奈道路に沿って走る。
帝塚山でr702は二手に分かれているが、調査は直進で行うことに。 左折すると、直進するより先にr7に出られる。 [地図]
阪奈道路より離れる。
ぐるっと大きくカーブを描いて回り込んでいる。
三碓で「奈良県道7号 枚方大和郡山線」にぶつかってr702は終わりを告げる。 左右の道がr7。 [地図]