@レポート:横田町→下山町
「横田町」交差点で国道24号線(国道25号線重複)から分岐する。
r192はここを左折する、手前と直進がR24、直進と右折がR25。
[地図]
「奈良県道192号 福住横田線」県道標識。
高瀬川に沿って走る。この後桜峠まで付かず離れずで並走する。
川を渡る手前で中央線が無くなる。
高瀬川を渡る。
とたんに県道に本領発揮される。
和爾下神社の前を行く、この先で出会う和爾下神社とはまた別の社だ。
中央線が復活したのは横田町内のわずかな部分ですぐに狭くなる。
クランク状に見えてクランクではなかった。
無駄な曲がり角があまりなく比較的直線が続く。
天理市に入る。
櫟本町で「奈良県道51号 天理環状線」と交差する。 [地図]
とても寂れた道のような雰囲気、右手の竹林のせいなのか。
ここで左に直角に折れて川を渡る。
再び高瀬川を渡る。
中央線はないけども、歩道も付いた道が伸びる。
櫟本町で再び「奈良県道51号 天理環状線」と交差する。 先に交差したr15と旧道新道という関係ではなく、その線名が示すとおり“環状線”のため、その延長上とも言える。 しかし、環状線なのに次の交差点ですぐに交差するほどの近さというのもどうかと思う。 [地図]
r51と交差するととたんに道幅が狭くなる。
ただの溝?と言わんばかりの水路に成り下がっちゃいるが隣を流れるは高瀬川。 これでも相互通行なのね、歩道までしっかり区分分けされているのね。
JR桜井線と交差する。
町中を走っているため、歩行者などに注意。
「和爾下神社前」(わにしたじんじゃまえ)交差点で国道169号線に合流する。 r192はここを右折しわずかな間R169と重複する、左右の道がR169。 [地図]
110mほどR169と重複する。何を考えているのか、この先の信号のある交差点を左折すればいいものを、何故かその一つ手前の東行き一方通行の路地へ左折する。 それが県道クオリティだと言ってしまえばそれまでなんですが。 [地図]
一方通行の路地を行く。
路地を出てきたところで左折する、といってもこの道も東向き一方通行のため左折しかできないのですが。 扱い上は国道25号線で、「奈良県道51号 天理環状線」とも重複している、上に見える道は西名阪道。 [地図]
西名阪道沿いを行く。
直進すると天理ランプで名阪国道に入ってしまう、県道は左の側道へ。東向き一方通行はどうやらここまでのようだ。 [地図]
右手の西名阪道はここから一般国道の名阪国道(国道25号線)となる。
名阪国道をも越えていく高架道路。 地図で見ると、この先南下して天理教校学園高校の敷地内でぷつりと途切れる不思議な道路……
いきなりひょっこり車が顔を出しそうで怖い、注意。
三度高瀬川を渡る……いや、和爾下神社前で実は渡っているので四度目か。
「天理東インター北」交差点で「奈良県道51号 天理環状線」が分岐する。 名前の通りすぐ南側に天理東インターがある。 r192はここを直進する、r51は右折。 [地図]
直進にはうるさいくらい注意喚起の看板が出ている。 看板曰く「この先幅員減少」 「路面積雪・凍結時チェーン等装着車以外通行困難」 「県道この先積雪時通行不能」。 もう、どんな道かあらかた想像がつきますね。
「右方向バイパス」と標識が出ている。
くいっと右カーブして下っている。バイパスと言うからにはかつては直進だったのでしょう。
これまでの道と、そして注意喚起の看板が示すこの先に待ち受けるであろう道からは遠くかけ離れた、似つかわしくない2車線。
岩屋町集落をパスしている。
何故2車線にしたのかそれほど車通りがあるとも思えないのだが……集落の端で旧道と合流する。
そして途端にこれである、さすがは県道でしょう?
ここで奈良市に入るようです。すごい、ちゃんと市境の標識が出ている……
正面上方に見えるガードレールは米谷町集落へ向かう道。米谷町集落はΩカーブの中に存在する二集落のうちの一つだ。
民家がある……
車一台分の冗談のようなカルバートが、Ωカーブに入った名阪国道下にぽっかり口を開けていた。
1車線の暗闇。
カルバートを抜けるとコンクリート舗装へと変貌する。 ちなみに右手に続いている道は、程なくして未舗装になるらしい。 詳細はtooさんのサイトで。(何処かで見てフレーズ
1車線のひょろこんとしたコンクリートの道が続く。 この辺りで再び天理市に戻る。
なにやら人工施設が、天理市水道ガス局(現在の天理市上下水道局)の第二ポンプ場らしい。
わずかながら谷間の開けたところにも田畑が広がっている、その山際を県道は行く。
この辺りから徐々に勾配を増していく。
所々思いだしたように待避所がある。
ついに森に吸い込まれるときがやってきた。
この県道の1つめの見所、急坂区間が始まる。
主要サイトを眺める限り、この標識の紹介がないところを見ると、割と近年立てられたものと思われる。
標識の通り県道はここを右折する。直進すると、かつて一部で人気を博した、あの高峰サービスエリアへ向かえる、と思う。 前方に見える少し年季の入った巨大なコンクリート建造物は砂防ダム。5度目の高瀬川交差。 [地図]
砂防ダム横を回り込むように上る道は、先ほどよりなお勾配を増した。
6度目の高瀬川交差、これが最後の渡河となる。 急坂と言わないまでも、きつい坂であることは解るだろう。
激坂の本領発揮。下りだと、まさに転がり落ちてくる様。 そのくせして谷側にほとんどガードレールがないという素晴らしさ。
右手に見えるは天理市上下水道局の第三ポンプ場。 第二、第三とあれば何処かに第一もあるのだろうと調べてみたら、どうやら石上北県水受水池に併設されているらしい。(かなりどうでもいい豆知識)
少し落ち着いたかな?と思ったらその先にものすごいのがまた見える。
車一台分の激坂コンクリート一本道のブラインドカーブに谷側にはガードレール無し、素敵。
ラストスパートの急坂。標高260m辺りから大きなΩを描いて500mまで上ってくる名阪国道に対し、r192は220mから500mまでΩの付け根を短絡して直登してきていることからも、その激しさが伺えるだろう。 ちなみに、この坂には「外輪坂」という立派な名前がある。
やってきました、「名阪国道の管理道」と言わしめるこの風景。 名阪国道を行く車は、まさかまさか、コレが県道だとは思うまいよ。
2つめの見所“そっぽ向くお地蔵様”、いやいや県道に対してはそっぽ向いているかもしれないけれど、これは名阪国道に対して交通の安全を見守っているのですよ。 お地蔵様「は?県道の安全?そんなん知らんがな、自己責任自己責任」
100mほど併走した後、名阪国道から離れる。
にょろにょろとまだ僅かながら上る。
「桜峠」に到着、展望は全く開けない。反対側はものすごい落ち込みようで、もう片方は結構緩やか、片峠といえるだろう。
桜峠を越えて下りとなる。この日はまだ少し残雪があった。 r51分岐点にあったように、これで雪が積もっていたらとてもじゃないが走れない。
開けたところに出た、道がアスファルト舗装に変わる。
結構な開け具合だ。
道もいつしか広くなっていた、広いと言っても離合に難無いとまでは言えないが。
左手に再び名阪国道が見えてきた。
ここを右に曲がれば広い道ですぐに国道へ出られるのだが、そこはそれ、素直ではないから県道なのだ。 もちろんここは直進する。
名阪国道沿いを走る。
しばし行ったところで名阪国道をくぐるようになっているが、ここは素直に道なりにくぐる。 直進すると上入田集落へ向かう。
くぐってすぐのところにコンクリート屋さんがあった。
と、いうことは、この狭い道でコンクリートミキサー車に出会う可能性もあるわけです。 コレまで通ってきた様な道ではなくて良かったと思う。
車両重量のせいか、舗装がボロボロの部分も。
福住で国道25号線(非名阪)にぶつかってr192は終わりを告げる。 左右の道がR25。右向こうに見えるのは名阪国道の福住IC。 [地図]