長野県道258号 奈良井停車場線
JR中央本線「奈良井」駅と国道19号を結ぶ停車場線。かつては楢川村だったが、調査に訪れたこの年に塩尻市に編入された。
旧中山道の宿場町だった、現在も重要伝統的建造物群保存地区として、当時の町並みが保存されている。
しかし、県道自体は町はずれにある駅から町とは反対方向に伸びており、沿道の宿場町感はゼロである、全線旧中山道。
沿道には奈良井駅がある以外取り立てて何もない。飲食店やコンビニエンスストア、ガソリンスタンドは皆無である。
調査日：2005年12月 更新日：2024年6月
＠レポート：奈良井駅→奈良井
その名が示す通りJR中央本線「奈良井駅」から国道19号を結んでいる県道。
[地図]
「長野県道258号 奈良井停車場線」県道標識。別段急坂というわけではなく、ヘキサをまっすぐ撮るとこうなっただけ。
中途半端な退避スペースともつかない離合スペースが設けられている。
線路沿いに延々と行く。
「奈良井道踏切」でJR中央本線を渡る。
ちょうどそのとき小学生の下校時間だったのか、向こうからわいわいとやって来た。
流石慣れたもので、雪に足を取られながらわたわたしているこちらに対し、
彼らは長靴ながら、雪が積もったままの歩道をこともなげに歩いてきた。
しばらく行くと中央線が現れた。歩道は先に言ったとおり雪が積もったままなので、
雪の無い車道を歩くしかないのだが、危ないので端に寄って歩いていると
雪との境目はちょうど泥に汚れたベチャ雪でこれまた歩行困難。
長靴を持ってこればよかったとこれほど後悔したことは無い、雪を知りませんでした、はい。
鉄道トンネルだろうとも、煉瓦隧道だと、ついついにやけてしまう。
「奈良井川橋」（竣工：1964年11月）で奈良井川を渡った先で国道19号線にぶつかってr258は終わりを告げる。
左右の道がR19。
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