目次道路県道とその他一般道京都府道401号 嵯峨亀岡線

京都府道401号 嵯峨亀岡線

亀岡から嵐山・嵯峨野に抜けられる便利な府道……なわけがなく、トロッコ列車や保津川下りに見られるように細い谷間の割ととんでもないところを走っている。 実は分断府道で間を繋いでいるのは林道である。通り抜けられるものの不動の方はダートということもあり、穴ぼこだらけで雨の次の日なんて悲惨な路面状況だが、 意外と車もやってくるので侮れない道である。亀岡−嵐山ならばそんな状況の道でも国道9号回りより早いのかもしれない。
沿線には保津小橋(沈下橋、少し離れている)・請田神社・保津峡・あだし野念仏寺・清凉寺(釈迦堂)などがある。 飲食店は起点付近にぽつぽつあるが、単独区間には皆無、またコンビニエンスストアやガソリンスタンドは皆無である。
調査日:2006年3月 更新日:2024年8月

府道25号分岐・京都府亀岡市保津町 終点 @レポート:宮ノ前→嵯峨釈迦堂前(逆順)
「保津」交差点で「京都府道25号 亀岡園部線」から分岐する。 向こうに信号が見えるが、そこではなく、手前の路地へはいる交差点が腐道へと誘う入口である。 r401はここを右折する、r25は直進。 [地図]

そとば 京都界隈の腐道好きにとっては有名な道である「京都府道401号 嵯峨亀岡線」だが、 しかしながら思ったほどレポートしてるサイトは少ない。

住宅地 路地に入ってすぐ、とんでも……と言うほどではないが、住宅地内の生活道路な細さ

田園 住宅地内を抜けると田圃が広がる開けた道になる。 離合に労することはない道だが、この先狭まるようだ。

集落 再び集落が見える、そんな集落内の道に大きな標識が? ここが最終脱出地点となる(この先でも転回はできる) [地図]

標識 車両通行止だそうな!?ハ、ハイキングコース!? 引き返すか、右折、とあるが……

潜水橋 右折すると、こんな馬鹿達が蓋をしているような潜り橋に出会う。 何となく運転に自信のない人は渡らぬ事をおすすめする。

集落の端 標識を過ぎると、急に道は寂しい細さに変わる、そして集落が途切れる

幅員減少 集落が途切れて、山と川に挟まれると、とたんに完全1車線のへろい道に変貌する。

鳥居 途中「請田神社」の鳥居が立つ

山崩れ どうやら最近左手の山が崩れたらしい……左の斜路は請田神社への道。 そろそろ車両通行止区間だ。

トロッコ列車 保津川を挟んで向かいにトロッコ列車が走る。 春分の日、祝日であるためか日の丸を掲げ走るDE10とトロッコ、 嵯峨トロッコ列車の運用はJR西日本ではなく「嵯峨野観光鉄道株式会社

r401ヘキサ 「京都府道401号 嵯峨亀岡線」府道標識。 この府道最大の目玉、区間唯一のr401ヘキサ。 明らかにおかしいのは、請田神社横から府道はダートへと変貌する。 その変わり際に立つのが、このヘキサなのだ。 一応転回スペースが儲けられている。

フラットダート 道は良く締まったダートで、初心者にはちょうど良い走りやすさ。そっち系がお好きな人には物足りないだろうが。

河川沿い 保津川沿いに完全1車線のダート府道が続く。

水溜まり この道唯一の難点と言えばこのボコボコさ、 雨が降った翌日となると、コレこの通り、避けて通らないと酷い目に遭う。 コレが稀に、単に埋めただけの補修が為されてたりして尚質が悪いらしい。

谷 だが、総じて走りやすい道だ、山深い谷間を延々と川沿いに走る。

キロポスト キロポストが、この道が府道であることを雄弁に物語っている。

象頭谷川渡河 象頭谷川を「象頭谷橋(ぞうづだにばし)」で渡る。 橋であるはずなのに、土が積もり雑草が生え、そして水溜まり

段差 時折現れる溝の段差

舗装道路 道はいつしか舗装道路へと変わっている。

松尾谷林道起点 と、喜んだのも束の間、ココで府道は途切れてしまう。ここから先は「林道松尾谷線」という林道なのだ。 しかし、途切れた、と書いたように、府道はこの後林道を経て「京都府道50号 京都日吉美山線」に合流後、 重複区間を経て京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町まで至っている。 r50がr29から別れる「嵯峨釈迦堂前」交差点が起点となっている。 この区間については後日「京都府道50号 京都日吉美山線」をレポートしたとき(することがあればの話しだが)にでもお送りする。 [地図]