@レポート:宮ノ前→嵯峨釈迦堂前(逆順)
「保津」交差点で「京都府道25号 亀岡園部線」から分岐する。
向こうに信号が見えるが、そこではなく、手前の路地へはいる交差点が腐道へと誘う入口である。
r401はここを右折する、r25は直進。
[地図]
京都界隈の腐道好きにとっては有名な道である「京都府道401号 嵯峨亀岡線」だが、 しかしながら思ったほどレポートしてるサイトは少ない。
路地に入ってすぐ、とんでも……と言うほどではないが、住宅地内の生活道路な細さ
住宅地内を抜けると田圃が広がる開けた道になる。 離合に労することはない道だが、この先狭まるようだ。
再び集落が見える、そんな集落内の道に大きな標識が? ここが最終脱出地点となる(この先でも転回はできる) [地図]
車両通行止だそうな!?ハ、ハイキングコース!? 引き返すか、右折、とあるが……
右折すると、こんな馬鹿達が蓋をしているような潜り橋に出会う。 何となく運転に自信のない人は渡らぬ事をおすすめする。
標識を過ぎると、急に道は寂しい細さに変わる、そして集落が途切れる
集落が途切れて、山と川に挟まれると、とたんに完全1車線のへろい道に変貌する。
途中「請田神社」の鳥居が立つ
どうやら最近左手の山が崩れたらしい……左の斜路は請田神社への道。 そろそろ車両通行止区間だ。
保津川を挟んで向かいにトロッコ列車が走る。 春分の日、祝日であるためか日の丸を掲げ走るDE10とトロッコ、 嵯峨トロッコ列車の運用はJR西日本ではなく「嵯峨野観光鉄道株式会社」
「京都府道401号 嵯峨亀岡線」府道標識。 この府道最大の目玉、区間唯一のr401ヘキサ。 明らかにおかしいのは、請田神社横から府道はダートへと変貌する。 その変わり際に立つのが、このヘキサなのだ。 一応転回スペースが儲けられている。
道は良く締まったダートで、初心者にはちょうど良い走りやすさ。そっち系がお好きな人には物足りないだろうが。
保津川沿いに完全1車線のダート府道が続く。
この道唯一の難点と言えばこのボコボコさ、 雨が降った翌日となると、コレこの通り、避けて通らないと酷い目に遭う。 コレが稀に、単に埋めただけの補修が為されてたりして尚質が悪いらしい。
だが、総じて走りやすい道だ、山深い谷間を延々と川沿いに走る。
キロポストが、この道が府道であることを雄弁に物語っている。
象頭谷川を「象頭谷橋(ぞうづだにばし)」で渡る。 橋であるはずなのに、土が積もり雑草が生え、そして水溜まり
時折現れる溝の段差
道はいつしか舗装道路へと変わっている。
と、喜んだのも束の間、ココで府道は途切れてしまう。ここから先は「林道松尾谷線」という林道なのだ。 しかし、途切れた、と書いたように、府道はこの後林道を経て「京都府道50号 京都日吉美山線」に合流後、 重複区間を経て京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町まで至っている。 r50がr29から別れる「嵯峨釈迦堂前」交差点が起点となっている。 この区間については後日「京都府道50号 京都日吉美山線」をレポートしたとき(することがあればの話しだが)にでもお送りする。 [地図]