@レポート:橘→坂手港
ぐるっと海沿いに大角鼻を回って坂手港へと続く寂れた県道。
橘峠の手前で国道436号線から分岐する。
r248はここを左折する、R436は直進。
[地図]
「ダイビル」というビル貸し屋さんの別荘地が広がる。
離合に気を遣うほどには細い道が続く、このあたりもまだダイビルの土地が広がる。
長い長い下りで、山の上から下って行く。
漸く海が見えてきて、海岸沿いに走るが、断崖絶壁の上である。
崖崩れでも起こしたのだろうか、真新しい法面と、道改良が行われているようだ、これを機に部分2車線化するのかな?
工事区間を抜けると、おお!?2車線化されてるよ。
と、思ってたら、ここまで細くなるし。ここが区間中最狭だ。
路線で、最初の集落に出る「北谷」集落。
梅の向こうに、風ノ子島を眺むる
集落を出ると、またすぐに寂れた道となる。
分岐点が現れるが、坂手港へは右折した方が圧倒的に早い。 が、県道はここを左折して、まだ無駄に大回りする。 [地図]
「シー・タイガー ヴィラ小豆島」ちゃっかりしっかりすっかり廃墟と化している 佐川急便かどっかの保養所・・・だったはずだ。
ここを左折した先には集落はなく、灯台へ行く用事以外需要が全くない。
故にか、今までの道と比べ、明らかに寂れた感が漂う。
しかし、あまり需要がないからと言って、落ち葉が積もり放題ではなく、多少端に積もってる程度。 これが険道たらしめない所だろう、幅が広いというのもあるだろうが、 需要がないのに険道ではない、小豆島の道路行政の良さか・・・
突端の岬部分「大角鼻」、向こうに灯台が佇む。
「大角鼻灯台(おおかどはなとうだい)」小豆島は瀬戸内海の銀座通りの要衝にあり、 海上交通量が多い上、暗礁等の地理的条件や、潮流などの海象による難所が多く海難事故が後を絶たなかった。 そのため、航路標識設置の必要性が叫ばれ、大正二年四月十五日この大角鼻に灯台が築かれた。
灯台を過ぎると、ますます怪しい道となる。
と言うのも束の間、また少し広くなるのだが。
少し広くなっては狭くなる、を繰り返す。対向車にはここまで出会わなかった。
ここで先ほど別れた町道と出会う、こちらを通ればかなりの時間短縮されるのだ。 しかし、県道側が「とまれ」とはどういうことよ。 [地図]
坂手(さかて)の集落内、人家が出てきたところで、道中一番勾配がきつくカーブもきつい区間。
少々きついワインディングを下りてくると坂出港に着く、右側にバスの回転場がある。
港から少し北へ行ったところの交差点でr248は終わりを告げる。ここは「香川県道28号 坂手港線」 の起点でもあり、「香川県道249号 田浦坂手港線」の終点となる。 [地図]