小部峠を越え下りに転じ谷に下りきった辺りで、 病院の横を大きくカーブし回り込みながら その先に穿たれた「箕谷隧道」(竣工:1989年8月 全長:330m)へと吸い込まれていく。 その手前のカーブ付近で奥へと続く二車線の道が目に入る。
パチンコ店の裏手に回り込む様に2車線の道が続いている。 特に狭いというわけではないが、山肌に沿って谷間を走る道は見通しの悪い線形だった。 今でも車通りは割とある様だ。奥の青看板は現道が「箕谷隧道」に入るところ。
谷間に突然現れる純白の塔、六甲山地を貫く新神戸トンネルの換気口だ。 旧道は箕谷川に沿って谷筋を行く。
この神戸電鉄を潜る部分の辺りで少し道幅が狭まっている。 「箕谷歩道橋」が架かる。
嘗てこの道が現役であった頃は、相当の往来で歩行者も危険だったであろう。 しかし旧道となってからは車通りもまばらで、既にこの「箕谷駅前歩道橋」も、 渡る者は皆無である。
この先で、現道と合流するが、右折禁止の左折のみのため、 現道へ戻るには上の歩道橋が架かる交差点を右へ曲がって川を渡る。