現在は赤崎の辺りを「西表トンネル」(竣工:1992年6月 全長:675m)で抜けているが、 かつて白浜からはこの山道を越えていくしかなかった。 「沖縄県道215号 白浜南風見線」の起点から分岐している。 [地図]
ここからの報告は全て反対側(通行止の規制はされてなかった)から 都度振り返って撮影してきたもので、けっして「立入禁止」を強行突破したものではありません。
展望台のようなものが見える。
道路補修工事中であった、旧道にもかかわらずしっかりと補修していました。 反対から来てここで初めて工事関係者に出会った、まだこれから先補修すべき所は多い。
崩れた土砂が完全に道路を覆っていた。谷側はガードレールを越える程まで積もっていたが、 幸い崩れた土砂の上は割りと平坦な上、既に踏跡によるシングルトラックができあがっていたため、 原チャなら何とか越えられた。
何も通らないため流水によって流れた枝葉がそのままになっていた。
少し路肩が崩れたようだ。
路盤下がさらわれたのであろう、完全に決壊はせず2m程落ち込んでいた。 路肩のコンクリートブロック上しか通れなかった。
工事用と思われる電線が引いてあった。
19年災44号という杭が、となりには見にくいが平成17年と書いてある杭が立っていた。 台風だろうか?平成17年からこのような状態だったのだろうか。
こちらはまだバイク一台分の道は確保されていた。
先ほどとは違い、下の方まで崩れていた。
ここも車が入ってきている様子がない。
ちょうど鞍部にあたるところ、これでは車が入ってこれるはずがない。 道を土砂が塞いでいた、わずかにバイクが何とか通れそうな端を通る。
そもそもあまり使われていないのか、それともやはり旧道が使えなくなって随分経つのか、 道には苔が生えていた。
下りにはいる。
ここはまだ新しい補修した後があった。
巡視路なんだそうだ。
右手に林道のような分岐がある、旧道はこのまま真っ直ぐ下る。
植物の感じがやはり本州とは違う。
ここも崩れているが、1車線は通れるからか手つかずのようだ。
まだこの辺りは車が入ってきている印象を受ける。
土嚢を置いてある分先ほどよりはまだましかもしれない。
1車線もふさげない三角コーンとポールがあった、しかも避けてある。
2車線になった、しかし道幅は1.5車線分くらいしかない。
山から出てきた、辺りには畑などがある。
止まれの標識。
ここで現道に合流する、工事していたところを見ると、この道が廃されることはないようである。 しかし、このときばかりは「借りたバイクで何してんだか」と自分で自分にあきれました。 [地図]