白浜旧道

現在は「西表トンネル」で結ばれているが、トンネルがない頃は山の上を抜けなければならなかった。この後の調査結果をご覧いただければわかるが、地盤が大変脆いようでしょっちゅう土砂崩れで通行止めになっていたようである。 ちなみに、現在は閉鎖されてしまっている。
調査日:2008年12月 更新日:2010年1月

現道分岐・沖縄県八重山郡竹富町字西表大字白浜 現在は赤崎の辺りを「西表トンネル」(竣工:1992年6月 全長:675m)で抜けているが、 かつて白浜からはこの山道を越えていくしかなかった。 「沖縄県道215号 白浜南風見線」の起点から分岐している。 [地図]

立入禁止 ここからの報告は全て反対側(通行止の規制はされてなかった)から 都度振り返って撮影してきたもので、けっして「立入禁止」を強行突破したものではありません。

展望台? 展望台のようなものが見える。

補修工事 道路補修工事中であった、旧道にもかかわらずしっかりと補修していました。 反対から来てここで初めて工事関係者に出会った、まだこれから先補修すべき所は多い。

道を覆った土砂崩れ 崩れた土砂が完全に道路を覆っていた。谷側はガードレールを越える程まで積もっていたが、 幸い崩れた土砂の上は割りと平坦な上、既に踏跡によるシングルトラックができあがっていたため、 原チャなら何とか越えられた。

流れ出たままの枝葉 何も通らないため流水によって流れた枝葉がそのままになっていた。

少し崩れた路肩 少し路肩が崩れたようだ。

待避所 路盤下がさらわれたのであろう、完全に決壊はせず2m程落ち込んでいた。 路肩のコンクリートブロック上しか通れなかった。

工事用電線 工事用と思われる電線が引いてあった。

西表トンネル 19年災44号という杭が、となりには見にくいが平成17年と書いてある杭が立っていた。 台風だろうか?平成17年からこのような状態だったのだろうか。

路盤決壊 こちらはまだバイク一台分の道は確保されていた。

谷の下まで 先ほどとは違い、下の方まで崩れていた。

車が通った様子がない ここも車が入ってきている様子がない。

土砂崩れ ちょうど鞍部にあたるところ、これでは車が入ってこれるはずがない。 道を土砂が塞いでいた、わずかにバイクが何とか通れそうな端を通る。

苔の路面 そもそもあまり使われていないのか、それともやはり旧道が使えなくなって随分経つのか、 道には苔が生えていた。

下り 下りにはいる。

土砂崩れ補修跡 ここはまだ新しい補修した後があった。

イリオモテヤマネコ生息情報収集巡視路 巡視路なんだそうだ。

林道分岐 右手に林道のような分岐がある、旧道はこのまま真っ直ぐ下る。

本州とは違う植生 植物の感じがやはり本州とは違う。

1車線残した土砂崩れ ここも崩れているが、1車線は通れるからか手つかずのようだ。

車が入ってきているのか まだこの辺りは車が入ってきている印象を受ける。

土嚢で土止め 土嚢を置いてある分先ほどよりはまだましかもしれない。

通行規制? 1車線もふさげない三角コーンとポールがあった、しかも避けてある。

2車線 2車線になった、しかし道幅は1.5車線分くらいしかない。

山からの脱出 山から出てきた、辺りには畑などがある。

止まれ 止まれの標識。

現道合流 ここで現道に合流する、工事していたところを見ると、この道が廃されることはないようである。 しかし、このときばかりは「借りたバイクで何してんだか」と自分で自分にあきれました。 [地図]