福谷坂峠とは、福井県おおい町と高浜町を分かつ丹波高地北端部の山地にあり、 その下を現在は「福井県道16号 坂本高浜線」が 「福谷第一トンネル」(竣工:1994年3月 全長:184m)と 「福谷第二トンネル」(竣工:1994年3月 全長:910m)という2つのトンネルで貫いている。 [地図]
大飯側の旧道分岐、トンネルからちょっと下ってきたところにあり、また止まれの停止線まであるので どこかの集落への道かとも思ってしまい、分かりづらいかも。 わざわざ大型車通行禁止標識まであるのだが、誰も好き好んで行かんじゃろうて……
入ってからすぐに鬱蒼とした森の中を走る感じ。
道幅は完全1車線、バイクと比べてもらったら解るが、この狭さだ。 道路下の土が浚われ、路盤の端が浮いているところもあるので、ちょっと怖い……
車が通れない狭さでもなく、ある程度の需要はある様だ。 トンネルの竣工は1994年、廃されてから10年以上は経つが、 朽ち果てるまでには及ばない標識。
唯一展望が開けるといってもいい場所、遠くに小浜湾を望む。 結構高くまで上ってきたように思えるが、峠の標高自身120mしかない。
ところによってはご覧の通り、一面落ち葉が多い尽くしているところもある。 この日は濡れていたのでちょっと滑ってドキドキだ。
「福谷坂峠」に到着。一般に鞍部を「坂」「峠」「乢(嵶:たわ)」「越」などと呼ぶが、 ここは何故か「坂」と「峠」が重なっている……はて? 人工的に切通した部分は少ないのだろうか? 両脇の斜面は鬱蒼と木が覆い茂っている。
下りに転ずる。途中、ハイキングコースだろうか? 左の山の斜面に立派な階段を設えた登山道があった、山仕事のためじゃぁないだろう……
道中最大のヘアピン。全線総じて線形自体はきついとは思わない。
2004年の台風ラッシュの影響か、天然の高さ制限バーが。
ここが唯一の崩落地点、ひょっとしたら修繕する気は無いのかもしれない。 木も切られ、崩落した土砂の上にダブルトラックが残っていることからも、 いまだ需要があることはこれで明らかだ。
漸く山を下りると、明るいところへ出てきた。 この右手の資材置き場のような場所までは、頻繁に利用があるようである。
常用されている道まで出てくる。 こちら側も律儀にも大型車通行禁止の看板があった。 なぜそこまで頑なに標識に拘るのやら…… [地図]
大飯側旧道分岐、ではない。実際の旧道は上の写真の道をこちらに曲がらず、 そのまま福谷の集落へ下りていっているようだが、このトンネル手前分岐からの アクセスが一番手っ取り早い。 [地図]