天引峠とは、兵庫県篠山市と京都府南丹市を分かつ山地にある峠で、 その峠を今は国道372号線が「天引トンネル」(竣工:2002年9月 全長:636m)にて越えている。 その役目を終えたのは2003年と比較的新しい、旧道分岐はるり渓へと抜ける 「府道54号 園部能勢線」との分岐部分
暫くは新道と併走する。この道幅からも、大型車通行にはそぐわない峠道であったことが解る。 暫く行った先(写真中央付近)でカードレールが現道へと下りているところがある。 旧道通行は基本的にここまで、そこで、一応の通行止めのゲートが張られている。
廃されてから殆ど経っていないが、需要はなくなったためか去年の台風ラッシュ時に崩落したと思われる 土砂崩れ現場もそのまま放置されている。
天引峠、兵庫県側から眺む。倒木があったが車が通れるほどには切り取られていた。
京都府側から。兵庫県側から両端の白線が消えているが、何故か道の補修が成され、再舗装されていた。
朽ち果てるにはまだほど遠い現役の感じを残すおにぎり。
野面積みの道路保護工
兵庫県側の旧道分岐、新たに旧道への道が新設されているのも謎だ。