@レポート:坂越橋西→塩田
赤穂から上郡を経由して岡山に至る越境路線の主要地方道。
「坂越橋西」交差点で「県道227号 坂越停車場線」から分岐する、また国道250号に合流する。
r90はここを左折ししばらくの間R250と重複する、左右の道がR250、r227は手前、直進は「赤穂市道 坂越橋線」でR250の旧道、現在は大型車通行禁止となっている。
[地図]
かつては2車線の道で県道単独区間であったが、千種川上流に坂越大橋が架けられ国道250号がルート変更になったため」国道との重複となった。 また合わせて4車線化が図られた。
千種川の流れに合わせて緩やかに曲がる。
「坂越大橋西詰」交差点で国道250号が分岐する。 r90はここを直進する、R250は右折。右2レーンが右折車線だ。 [地図]
交差点の向こうは4車線に合わせて広さを採るために中央分離帯が設けられている。
中央分離帯が終わる。
JR赤穂線の「千種川橋梁」をくぐる「兵庫県-128 浜市JR交差部」アンダーパス。
千種川の堤防上を走る、中央分離帯が終わってから黄色実線だ。
緩やかに左にカーブする、この先に交差点がある。
木津地区へ向かう道が分岐している。左手にある集落は「大工村」という名前らしい、かつて大工がたくさん暮らしていたのかな?
右手に農業用水を取水する木津井堰がある。かつて旧赤穂上水道とは別に農業用水や上水道を取水した「木津取水井堰」があったが現在はその跡も確認できない。
今度は右手にカーブする、見えている集落の名前は「土手」というらしい、堤防の土手にあるから?
「兵庫県道90号 赤穂佐伯線」県道標識。
左にカーブする、ここで一度千種川から離れる
カーブを曲がり終えたあたりで白破線に変わる。
今度は山陽自動車道の「目坂高架橋」をくぐる。
左に市道が分かれているが、この先の市道が通行止めになった関係で代替え処置として新たに作られた道だ。
カーブの地点に「赤穂市道 浜市高雄線」が出てきていたのだが、250m程南に下ったところで2008年に斜面が崩落、コンクリートを吹き付けて擁壁工事をおこなったものの、2010年に再び崩れ市道まで及んだため通行止にされてしまった。
旧赤穂上水道(高雄川)を跨いでいる。
「高雄」交差点で「県道457号 高雄有年横尾線」が分岐する。 r90はここを左折する、r457は直進。 [地図]
曲がってすぐに「高雄トンネル」がある。 旧道はr457をすこし北進したところから分岐している(車両通行禁止)。 開削できちゃいそうだけどトンネルにするところが兵庫県らしい。
白破線の綺麗な2車線がスラーッと延びている。
清水工業団地へ向かう道が分岐している、県道は直進。
山陽新幹線の「千種川橋梁」をくぐる。
「清水工業団地東」交差点を過ぎた辺りから歩道が無くなってしまった。
集落に入る前に黄色実線になる。
かつての道はここを右斜めに行っていたのだろう。
新在家集落をパスする。
集落からの道が合流してくる。
集落を過ぎると再び白破線に。
右手にコンクリート工場が見られる。
ここから再び黄色実線に、以降国道2号合流まで続く。
中山集落からの道が合流する。
右手にこの先国道2号までの間で千種川左岸へ渡れる唯一の橋「富原橋」が架かる。 県道はここを直進する、右折すると富原集落方面へr525に出られる。 [地図]
いつしか左手より山が迫り川とに挟まれてしまった。
「長谷川橋」で長谷川を渡る。
横山行の赤穂市内循環バス「ゆらのすけ」に出会う。
「東有年」交差点で国道2号が合流する。 r90はここを左折ししばらくの間R2と重複する、左右の道がR2。 [地図]
900m足らず国道2号と重複する。
「有年小学校南」交差点で国道2号が分岐する。 r90はここを右折する、R2は直進。 [地図]
ガードレールに挟まれた狭さを感じる2車線を行く。ちょうど草刈り中であった。
こりゃ確かに葛の絡まりようがひどい。
沿道は緑モサモサ、写真ではわからないが左手に長谷川の流れがある。
ここで2車線が終わってしまう。
森の中を真っ直ぐ進む1.5車線。
突如集落が現れた。
集落を抜けて建物がなくなると上りとなり山へ向かう。
右側には立派な竹林があった、竹って木ではなく稲科の植物なんですよ?
やがて切り通しの鞍部に達する、ここで上郡町に入る。
辺りの開けた下り。
ここで中央線復活と共に黄色実線に。これ以降中央線が無くなることはなく2車線のままである。
山田集落を抜ける。
なおも真っ直ぐ下っていく。
かつてはここを左に進んでいたが、現道は直進。
「雲津橋」で梨ヶ原川を渡る。
「竹万南」(ちくまみなみ)交差点で「兵庫県道5号 姫路上郡線」と交差する。 r90はここを直進する、左右の道がr5。 [地図]
JR山陽本線をくぐる「兵庫県-127 県道赤穂佐伯線 竹万JR交差部」アンダーパス。大雨の日は危険そうな箇所、水が溜まっていたら果敢に挑戦しては駄目ですよ?
舗装の色が変わる、この先はそれまでもあった道なのだろうか。
ここで左に90度折れる。
両側に歩道のある新しく造られた道。
旧道が左からやってくる。
上郡市街地を行く。
「上郡駅前」交差点で「兵庫県道236号 上郡停車場線」と交差する。 r90はここを直進する、左右の道がr236。 [地図]
色々商店などが建ち並ぶ上郡の中心地。
かつては県道5号線がここで左に分かれていた、r90は直進する。
民家ばかりになってきた。
智頭急行の「山野里BV」をくぐる。
再び「有明橋」で梨ヶ原川を渡る。
渡ったすぐ向こうが急カーブとなっているので注意。
川沿いに2車線の道が伸びる。
しばし川から離れ船坂の集落を行く。
右にカーブする。
いつの間にかJRと並走している。
そして気がつけば鉄道と川に挟まれていた。
このカーブで鉄路からはおさらばする。
「馬橋」(銘板は木ヘンに高)三度梨ヶ原川を渡る。
八保甲で「兵庫県道385号 高田上郡線」が分岐する。 r90はここを右折する、r385は直進。r385の方が本線扱いとなっており、ぼやっとしていると曲がり損ねる。 まぁ、この先「上郡町道 延野皆坂線」を経ていずれr90に出るのだけれども。 [地図]
山の際を削ったのか、右手はコンクリートが吹き付けられた崖に。
28枚前で言ったのは嘘でした、ここで中央線が無くなっていた……いや、でも、工事中だし、確かその後2車線になっていたはず。
ぐんぐん山の方へ向かう、この先山の中のようなところばかり。
ここからクネクネが連続する。
谷筋を上っていく。
急カーブが連続する。
急カーブ2つめ。
カーブ中に切り通しが現れた。
切り通しの鞍部、両側ともにコンクリート補強はなされている法面。
西側もちょっと急カーブがある。
皆坂の集落が見えてきた。
左折すると「安室ダム」へ。12枚前の交差点を直進すると、r385と「上郡町道 延野皆坂線」を経てここに辿りつく。 町道分岐すぐに「湯口橋」で安室川を渡っている。 [地図]
再び上っていく。
木漏れ陽の中快走する。
何の橋かと思いきや、両側にゴルフコースがありそれを結んでいる。現在はゴルフ場を廃業しメガソーラー発電所となっており、この橋も撤去されている。
依然として綺麗道が続いていますが……
かつてはこの凰宮池(この左右は実は池)畔を回り込んだ道でした。 傍らにはお地蔵さんが佇んでいる。少し先で「鳳宮橋」で凰宮池を渡っている。
今でこそ2車線の綺麗な道で抜けており当時の面影は全くありませんが、 かつて(といっても20年以上前になると思いますが)は県下随一じゃないかしら? と思わんばかりの(他の道を知らない無垢な頃の感想)かなり細いイカレた道でした。二度と再び通りたくないと思わせるに十分だった。
山伏峠で岡山県備前市に入る。カントリーサインが上方にあるのは、かつてはそこが峠だったのだと思われる、道拡張に際し掘り下げたのでありましょう。
下りに入る、珍しく岡山県側は峠まで2車線だったのかな?
路肩に駐車できそうな広さのスペースがあるのだがズラーっと車止めが並んでいる。
おそらく不法投棄の車が駐車するのを防ぐ目的があるのだろう。 延々と下りは続き、車止めも続く。
まだまだ下っている。
ちょっときつめのカーブ、速度に注意。
今度は右手に金網が、これもおそらく不法投棄避け。
左手の川向こうに建物が見えるんだけど、キャンプ場か何かかと思いきや……なんとパン屋さん!
ようやく下りも落ち着いてきた。
右手に旧道が分かれている。
「桜渡橋」で八塔寺川を渡ったところで「兵庫県道368号 吉永下徳久線」が合流する。 r90はここを直進ししばらくr368と重複する、右折と直進がr368。 [地図]
「岡山県道90号 赤穂佐伯線」県道標識。
右折すると、尾根伝いに山の上に広がる八塔寺の高原に向かう。700m程r368と重複する。 [地図]
「小井手橋」で再度八塔寺川を渡る。
都留岐(つるぎ)で「兵庫県道368号 吉永下徳久線」が分岐する。 r90はここを右折する、r368は左折。 [地図]
都留岐の盆地を行く。
再び山に向かう予感。
「開キ橋」で大藤川を渡る、右手には旧道が。
大藤下の集落を避けてバイパス化されているようだ、2車線の道がスラーッと伸びる。
「山口橋」で再度大藤川を渡ったところで旧道が合流する。
左にカーブする、右手には年季の入った擁壁。
都留岐で「岡山県道46号 和気笹目作東線」が合流する。 r90はここを直進ししばらくr46と重複する、r46は左折と直進。 [地図]
「都留岐橋」で三度大藤川を渡る。
「蛍橋」で四度大藤川を渡る
県道は右にカーブしていく道なのだが、なにやら直進の道があるようだ……地図を見ると南ウネ山の北側を回り込むように走る県道に対して、南麓を真っ直ぐr90間を結んでいる。 そっちを行くと早そうに見えなくもないがおそらく道は細いだろう(でないともっと需要が高そうではないか)。 写真の線形を見るとかつてはそっちの道だったようだが。
一直線に山へ上っていく。
鞍部で美作市へ。
少し下がったところの右手に岡山国際サーキット(旧名TIサーキット英田)がある。 かつてはF1が開催されたことも!(2回だけだけど)
道は緩やかに下っていく。
なにやらコンテナが並んでいるが、サーキット関連のものだろう。
谷筋を気持ちよく下っていく。
確かこの先で“アレ”が張っていた覚えがある、正確な場所は忘れたが。 ついついかっ飛ばしたくなる気持ちの良い道だけど速度には気をつけよう。
滝宮で「岡山県道426号 多麻滝宮線」が分岐する。 r90はここを直進する、r46も直進、r426は右折。分岐すぐに「馬橋」(まはし)で亀石川を渡っている [地図]
たまご屋さんの横を通る、養鶏場?
横川で「岡山県道46号 和気笹目作東線」が分岐する。 r90はここを直進する、r46は右折。 [地図]
南ウネ山を北に大きく回り込んだ県道はここから南に進路を変える。
気持ちの良い道が田畑の中伸びる。
県道はこの先集落をパスして河会川左岸を行くが、集落への旧道はここを右折し右岸を行く。
集落をパスしているので何もない。
かわりに山麓の道を快走するのだけれども、“アレ”が居そうで怖いほど。
田圃の緑が綺麗やで。
山際をぐぐっと左にカーブする。
正面にトンネルが見えてきた。
「北南橋」で河会川を渡る。
北南橋の親柱上にはカエルの像があった、悩むカエルか寝るカエルなのか。
「十丁トンネル」をくぐる。
トンネルを出たところで旧道が合流していた(逆向きに撮影)。
黄色実線へと変わる。
芦戸集落を行く、24枚前のところを直進し南ウネ山の南麓を進んでくるとこの辺りに出る。
山に阻まれ川の流れと共に左にカーブしていく、良く見る風景。
小井原の集落を行く。
山と川に挟まれ、川の流れと共にカーブを繰り返すことから黄色実線になったのか。
ちょいときつめのカーブに注意だ。
「中川大橋」で再度河会川を渡る。
中川で「岡山県道414号 福本和気線」と交差する。 r90はここを直進する、左右の道がr414。この先R374に出て北に湯郷温泉や美作市街地方面へ抜けるのであれば、ここを右折してr414からR374に出た方が早い。 [地図]
交差点を越えてすぐ、前方の山を避けるように左へ急カーブして上っていく。
道は相変わらずの黄色実線だ。
上り筒の緩やかな右カーブ、盛上山の南麓を行く。
上山地区への道が分岐している。
鞍部手前で左に大芦高原への、右に盛上山への道が分岐している。
鞍部で和気町に入る。
ここから終点に向けてグングン下っていきます。
急カーブが3箇所ほどあるのでそこには注意。
道は相変わらずの黄色実線だ。
2つめの急カーブ。
3つめの急カーブ。
後は緩やかに下っていきます。
どうやらこの奥塩田地区は棚田で有名なようだ。
左手にはひまわり畑。はたけ……?
右に分かれている道は例によって旧道なのだろうね。
何と気持ちの良い下り。
「蔭平橋」(かげひら)で大前川を渡る。
左にカーブしつつ先ほど分かれた旧道が合流。
塩田で国道374号(国道484号重複)と「岡山県道703号 備前柵原自転車道線」にぶつかってr90は終わりを告げる。 左右の道がR374,484とr703。 [地図]