@レポート:神池寺→北奥(逆順)
北奥で「兵庫県道59号 市島和知線」から分岐する。
r541はここを左折する、r59は直進。
[地図]
「兵庫県道541号 神池寺線」府道標識。
谷奥へ山へ向かって一直線、最初から最後まで2車線はない。
県道はここで右折する。まっすぐ行くと神池(こちらは“みけ”と読む)集落へ。 [地図]
鴨庄川を渡る。
人家がなくなった、鴨庄川の谷筋を山へ向かう。
再び人家が見えてきた。
塚原(つかわら)の集落。
集落を出る。
そして山へ。
丁寧にもヘキサがあった。
それほど離合に困るというほどでもないが所々待避所がある。
隣には鴨庄川が流れる。
ヘアピンカーブを上る。
少しクネクネが続く、勾配もきつくなった。
顕著な谷ではないとはいえデリネータはあるもののガードレールがなくなった。
山門があった、ここからが寺内なのだろう。
「妙高山神池寺 総門」の文字。
少し明るくなった?
突然森がなくなりパッと開け平地が現れたが辺りには特段何もない。
しかし、昔の航空写真を見ると30〜40年ほど前までは辺りには田畑が広がり数件の家があったようである。
再び坂となり森の中へ入っていく。
かくっと90度向きを変える。
森の中をグングン上っていく。
たまに杉の背丈が低くてあたりが明るい。
トラバースルート。
最後のヘアピンカーブ、カーブの入り口付近に日ヶ奥渓谷に抜けられそうな林道が伸びている。
この右手は「クリンソウ」というサクラソウ科の多年草の群生地がある。
いつしかまた電線が道沿いにきていた。
「神池寺」前の広場で県道は終わりを告げる、この右手に寺への入り口がある。 [地図]
「丹波比叡 妙高山」神池寺の開基は718年に天竺より渡来した持明法道仙人が観世音菩薩像を安置したことより始まる。 山容が経典に出てくる須弥山に似ていることから妙高山と、山嶺に不増不滅の霊池があることから「神池寺」と名付けられた。