@レポート:上福原→西山橋
岡山県美作市の上福原で国道179号から分かれ、兵庫県佐用町の佐用で再び国道179号に出会う越境県道。
通り抜けられる県道としては兵庫県最西端の県道である。
上福原で国道179号から分岐する。
r365はここを右折する、R179は直進。
[地図]
曲がってすぐに「杉坂橋」で山家川を渡る。現在は新しい橋に架け替えられている、相変わらず2車線はないようだが。
「杉坂踏切」でJR姫新線をわたる。
中国自動車道の「大谷橋」をくぐる。
「杉坂小橋」で田原川を渡る、橋の上を越えて川の水が溢れたのだろうか、橋上に土砂が残る。
大谷集落内は2車線となっているが。
集落を出ると中央線が無くなる、逆の場合が多いのだが。
訪れたこの時(2009年10月)のついぞ2ヶ月ほど前に、 この辺りは台風9号の災害に見舞われており その爪痕がまだ生々しく残っていた。
再び2車線となる。
田原で支線が分岐する。 本線はここを直進する、支線へ右折すると中国自動車道「作東IC」へ。 [地図]
支線との分岐を越えて田原の集落に入る寸前で道幅は急激に搾られる。
道の真ん中に砂利がこんもりと堆積していた、二輪車は気をつけられたし。
集落内では離合もままならない箇所もある慎重に進もう。
2車線となる。
2車線も束の間。
集落から出たら1車線に急激に幅が狭まる。
右手は土手になっているがガードレールもなくただデリネーターがあるのみ、転落に気をつけよう。
待避所というわけではないが、空き地が在りここでなら対向車がやり過ごせる。 気がつけば中国道と同じ高さまで上がってきている。
道はなお上り、中国道より上になった。
やがて中国道から離れる、中国道は杉坂トンネルに入る。
急なカーブを伴って上っていく。
作業道が分かれているがすぐに行き止まっているようだ。
ここにも崖崩れした跡が。
道は相変わらず離合の出来ない1車線が続く。
上りが落ち着き切り通しに視界が開けたところで2車線となる。
杉坂峠で兵庫県佐用町に入る。
通り抜けられる道としては、ここが兵庫県道の最西端となる。 [地図]
「岡山県道365号 上福原佐用線」県道標識。 r365のヘキサは、美作市に入ってすぐの所に掲げられていたコレしかなかったように記憶している
スーパー道路行政を誇る兵庫県側は峠を麓に下るまで2車線の道が続いている。
急カーブの途中に民家がぽつんとあった。
中国道はまだ下に見える、結構上まで来ていたようだ。
お墓の前を通る、小さな土石流の跡があった。
中国道と同じくらいの高さになった。
皆田の集落に入る。
ここにも川ではなく道路上を土石流が下った跡があった、両側に堆積する土石。
右手に見えるのは中国自動車道。
真っ直ぐの気持ちのいい2車線が延びる。
ここからは制限速度40km/hとなる。
本郷の集落を行く。
福吉で「兵庫県道124号 宮原力万線」が合流する。 r365はここを右折してしばらくr124と重複する、左右の道がr124。 [地図]
r124との重複区間、900mほど重複する。
川や田畑より少しだけ高台を走っている。
幕山の集落内でわずかながら中央線のない部分がある。
福吉で「兵庫県道124号 宮原力万線」が分岐する。 r365はここを直進する、r124は右折。 [地図]
分岐を過ぎると急な上りとなっている。
途中で部分的に2車線となっている。
鞍部を越える。
南中山地区に向かって下っていく。
南中山の集落で川を渡る。
集落を越えると再び上りとなる。
途中、大撫山にある西はりま天文台公園への分岐がある。 ここの公園にある「なゆた望遠鏡」は公開望遠鏡(一般人が覗ける望遠鏡)としては世界最大だそうな。 また、日本国内最大の望遠鏡でもあるらしい。
1.5車線の道が続く。
上りが落ち着いた辺りで山田地区にはいる。
ぽつぽつと家が建っている。
カーブを描きながら下りに入る。
左手には段々畑があった。
真っ暗なボックスカルバートで中国道を斜めにくぐる。
くぐった向こうには急なカーブが待っているので注意。
少しだけ中国道に沿って走る。
中国道から離れたところで2車線となる。
川沿いに進む。
「西山橋」交差点で国道179号および国道373号にぶつかって、r365は終わりを告げる。 [地図]
中国自動車道「作東IC」前で「岡山県道86号 作東インター線」から分岐する。 r365はここを直進する、r86は右折。 [地図]
大きな切り通しを行く、切り通しを越えて下っていく。
県道によって切り通されたため、元からあった道は橋で跨ぐ形になっている。
中国自動車道をくぐる。
路面に描かれた減速の文字にあるように、長い下りで速度が出ているかもしれないので注意、前方には交差点が見える。
田原で本線に合流する。左右の道が本線、直進するとバレンタインパーク作東へ向かう。 [地図]