兵庫県道291号 奥野々氷上線(止)

おそらく兵庫県道一やっかいな道。どうやっかいなのかというと、当サイトで使用しているMapionでもGoogleMapsでも国土地理院地図でも、さも“抜けている”様に実線で車道のように描かれているが実際はとてもそのような道ではないってこと。 まぁ入り込んで泣くような羽目に陥ることはなく、積極的に最初から拒んでいくスタイルなので誤って進入することもなければおそらくナビにも騙されないだろう(見たことはないからわからない)、ただし徒歩なら抜けられる。 部分的にもあまり走る意味のない県道だが、国道175号から終点の氷上までの間は比較的交通量が多い。
沿線には観光農園や山神大明神、山の神池、丹波悠遊の森、三宝寺、新井神社などがある。また、飲食店やコンビニ、ガソリンスタンドはないが柏原や氷上といった町が近いので困ることはないだろう。
調査日:2005年10月 再調査:2013年,2020年 再更新日:2020年12月

県道86号線分岐・丹波市山南町奥野々 起点 @レポート:奥野々→石戸
奥野々で「兵庫県道86号 多可柏原線」から分岐する。 r291はここを左折する、r86は直進。 [地図]

2車線 2車線ある。

石戸川渡河 「千代田橋」で石戸川を渡る。

森の奥へ 奥野々の集落から離れ森の中へ分け入っていく。

どこへ向かうのか2車線の道 どこへ向かうのだろう。

開けたところに出る と思ったら開けたところに出た。

怪しげな広場 両脇に観光農園の果樹園が広がる。

石碑? 左手に何やら石碑が。

道標 道標があった、「右 大新や」とある、県道がこの先向かうところだ。 ところでこの道標、碑をまっすぐになるように撮っているんだけど。

傾いた道標 実際はこれほど傾いている。

口石戸川渡河 口石戸川を渡る。

畜産農家が集まるところ この先3軒の牧場と養鶏場が並ぶ、民家はその牧場の家なのか全く関係ないのか。農地っぽいものはなかった。

石戸ストレート 道がまっすぐ伸びている。

再度石戸川渡河 「思い出し橋」で再度石戸川を渡る。何を思い出すのだろう……?

牛舎建立 何か造成している風であったが現在は立派な牛舎ができている。

中央線あります 中央線が消えてしまっているだけでしっかりと2車線ある。

r291の象徴 r291を象徴する風景。県道は直進、左手には奥石戸川に沿って奥まで林道が伸びている。

象徴8年後の姿 上の写真から8年後、ちょっと成長している。

中央線消失 林道との分岐を過ぎると中央線がなくなった。

川に面した舗装の端がボロボロ 川側の舗装がボロボロだ。

畜魂碑 荒れ地の中に「畜魂碑」が建っていた。

舗装消失 そしていつしか舗装がなくなりダートへと変貌している。

ユンボ放置 傍らにユンボが置いてあった。

植生豊かな時期 植生豊かな時期はこんな感じ、奥に見える灰色は砂防ダム。

左にカーブ ここで左にカーブしている、砂防ダムができる前は直進していた。傍らにはまた道標があった。

道標2 「左 久下谷川/右 山ミち」の文字、大新屋方面からやってきた者への案内碑だ。

高度を上げていく。

ヘアピンカーブ ここでヘアピンカーブが出てくる。

さらに上りがきつくなる 道はさらに上りがきつくなる。

ガサガサの時期 ガサガサの時期だとこんな感じ、ガサガサ。

石戸堰堤横 砂防ダム(石戸堰堤)の高さまで一気に上ってくるからね。

さらに奥へと上る さらに奥へと上っていく。

川から離れる この左カーブで川から離れる。

バイクを置く 調査の際はここでバイクを置いた。

何故なら枝やら落石やらで荒れていたからだ、それ以上に硬いものの上の石は下手に踏むと転びそうだった、だって下がおかしい。

アスファルト舗装があった アスファルト舗装が!?

ヘアピンカーブ ヘアピンカーブ。

階段現る 曲がった先には階段があった。アスファルト舗装があったからには車道ではなかったのだろうか、 そうすると階段はその役目を終えハイキングルートかしらんになった後なのか?

階段とヘアピンカーブ 階段とヘアピンカーブ。

落石と洗掘 ゴロゴロと落石がある、少し洗掘も見られる。

荒れている この辺りはえらい荒れている。

雨の日は路面を水が流れてそう 雨の日は水が流れてそうだ。

ガレ場 ちょっとしたガレ場である。

索道横断注意 「50M先索道横断ご注意下さい」かつて木材の切り出し作業でも行われていたのかな? 道に水の流れがあった。

側溝現る 道路脇に側溝が現れた。

決壊 道が決壊していた。

酷い洗掘 そしてその先は酷い洗掘。

ガレ場に残るアスファルト でもその中にアスファルトが残っているのよね……。

流水に洗われ石がむき出し 道がちょうど流路となっているのだろう、土が洗われて数々の石がむき出しに。

倒木と石 倒木と石で上りにくい。

酷いガレ場だ しかしひどいガレ場だ。

アスファルトが残る ここでもアスファルトが残っている。

石を敷き詰めてからアスファルト舗装 これはひょっとして石を敷き詰めてからアスファルト舗装をしたのだろうか?

道の形に石が残る 道の形にキッチリと石が残りすぎ。

アスファルトが目立って現れた 洗掘が酷くなった辺りからまた目立ってアスファルトが現れた。

酷い有様 まぁそれにしたって酷い有様。

スッカリ沢の様相 すっかり沢である。

水の流れの中のアスファルト しっかりと水の流れがあるし、しかしその中にあるアスファルト。

分かりやすく道 分かりやすくきっちりと“道”である。

石の上からアスファルト舗装 アスファルトがしっかりと石を抱き込んでいるので、石を敷き詰めてからアスファルト舗装したので間違いなさそう。

落石多数 これは落石も多数ありそう。

山神大明神 r291名物(?)「山神大明神」、えっと……どれが? なにが?

またもや階段現る そしてまたもや現れる階段。

巨大隕石2つ 巨大隕石が2つ、水はこの奥から供給されてきている。道はここを左に急カーブ

もういっちょヘアピンカーブ そしてもう一緒ヘアピンカーブ。

路肩を石で補強 1つ前々の写真でもそうだったけど、どうやら谷側の路肩は石で補強されていたっぽいぞ。

峠に向かってラストスパート 峠に向かってラストスパート。

峠前の分岐 峠の手前で道が分岐していた。県道はここを直進する、右折すると丹波の森公苑方面に柏原駅に出られる。 [地図]

案内標識 「↑丹波悠遊の森 丹波の森公苑→」。

丹波悠遊の森まで約1.5km 「丹波悠遊の森まで約1.5km」

掘割の鞍部 鞍部が見えてきた、なんとしっかり掘割。

名もなき峠 そして散乱する倒木たち、鞍部に名称はない。

転がり落ちる 峠を越えると急に転がり落ちだす。

九十九折れる 九十九折れる。

倒木 そして倒木。

ちょいガレ このくだりもちょっとガレている。

そしてまた九十九折れ そしてまた九十九折れる。

石垣 この九十九折には石垣があった、ちゃんと整備された道であったことがうかがい知れる。

再び九十九折 再び九十九折。

そして倒木 そして倒木。

斜度のきつい下り 下りの斜度もきつい。

倒木を越える いちいち倒木を越えるのが面倒だ……。

九十九折が多い こちら側は九十九折が多い、あまりトラバースせず谷を下っているみたい。

倒木も多い 山南町側に比べ柏原町側は倒木も多い。

倒木をくぐって跨ぐ 倒木をくぐって跨いで。

道も荒れている 道も荒れている。

山道 こちら側は道に整備されたっぽさがない、山道だ。

平場 このあたりは整備されたっぽさがある平場。

道が斜めに 少し土砂がドシャーっと崩れたのか道が斜めに。

落石と枝の九十九折 落石と木の枝で下りにくい九十九折。

石 この石は整備された跡なのか落石なのか。

道っぽい なんとなく道っぽくくぼんでいる。

排水溝現る こちらにも文明の跡たる排水溝が現れた。

最後の倒木 森林エリアから出るところで最後の倒木。

灌木の中 森林から出て辺りが灌木の少し明るいところに出た。

道の様子がおかしい しかし道がなんだかおかしい。

目を凝らして見る んんん?

激しい洗掘 かなり激しい洗掘、これ50cmくらい掘れてんやない?

見るも無残な路盤 元の路盤が見るも無残。

落石ごろごろ 落石もごろごろ、流れてきたものだろうか?

豪快な掘れ具合 なんとも豪快な掘れ具合である。

洗掘がなくなる 先のカーブで流路が確保されたのだろうか、その後洗掘は無くなった、石がごろごろしているけど。

藪を掻き分ける 真ん中らへんにバイクが埋まっているのだが、植生豊かな時期はこんな感じ、藪を掻き分け……歩きたくもない。

明らかに道 明らかに“道”であることはわかる。

明るくなってきた だんだん明るくなってきた。

まだ落石がある このあたりもまだ結構落石が多い。

アスファルト舗装復活 どのあたりからかはわからないがアスファルト舗装が復活していた。

バイクが見える ほら、アスファルトがあるとこんなにも違うんだぜ?

中井からの脱出 そして魔界からの脱出である。

杉林 杉林。

退避スペース 車ならここにおいて探索するが吉、まぁこっから先はアレなんで突っ込もうと思う人はいないでしょうけど。

車の進入跡 車が入ってきているのもわかるアスファルト。

池畔 右手に池を見ながら。

山の神上池 ちょっと幽玄な感じも漂う「山の神上池」。

山の神上池碑 「山の神上池」の碑。

山の神下池 「山の神下池」を眺める。

池から離れる 池から離れる。

一級河川竹安川起点 「一級河川竹安川」の起点標? しかし、一級河川なのあれ。

建物が見えた 何やら建物が見えてきた。

悠遊の森第1駐車場 左手に悠遊の森第1駐車場がある。

丹波悠遊の森への分岐 左折すると「丹波悠遊の森」に向かう、県道は直進。 [地図]

案内看板 いろいろと案内看板がある

「丹波悠遊の森」案内板 「丹波悠遊の森」案内板。

ハイキングルート あの道は「ハイキングルート」らしい、廃キングルートの間違いでは? そしてしっかり「県道奥野々氷上線」の文字。

三宝寺への分岐板 左折すると三宝寺に向かう、県道は右折。 [地図]

悠遊の森第2駐車場 悠遊の森第2駐車場。

幅員拡張 離合が優にできるほどまで道幅が広がった。

竹安川渡河 「湯の森橋」で竹安川を渡る。

県道は左折 県道はここを左折する、右折すると「新井神社」に向かう。 [地図]

旧橋 以前は鉄板を渡したような簡易な橋だった、高欄も鉄パイプだし……

新橋 2014年7月に新しい橋が完成している。

再度竹安川渡河 「竹安川4号橋(県道橋)」で再度竹安川を渡る。このイージースラブ橋何がカッコイイって短い橋長の間でS字カーブしてるの。

竹安川沿い 竹安川沿いに進む。

退避スペース 退避スペース。

大新屋大歳神の前 「大新屋大歳神社」の前を行く。

県道290号線合流 大新屋で「兵庫県道290号 稲畑柏原線」が合流する。 r291はここを左折し少しの間r290と重複する、左右の道がr290。 [地図]

県道290号線重複区間 230m程r290と重複する。

県道290号線分岐 「新井小学校北」交差点で「兵庫県道290号 稲畑柏原線」が分岐する。 r291はここを右折する、r290は直進。 [地図]

田圃の中の一本道 田圃の中一本の道がすらりと伸びる。

市道交差 太めの市道と交差する。 [地図]

中央線がなくなる 丘に上っていくところで中央線がなくなる。

鞍部で中央線復活 鞍部に差し掛かったあたりで再び中央線が現れている。

すぐになくなる中央線 しかし下りに入って少しするとまた無くなった、法面工事とともに拡張されたのだろうか。

幅員減少 この先で道はなおも絞られている。

両側にガードレール 両側にガードレールはあまり好きじゃない、圧迫感を覚えるから。

何故かここを左折する 何故かここで左折し集落の中へ進路をとる、県道クオリティ。 [地図]

最狭部分 走行可能部分としては最も狭い。

集落からの道と合流 集落奥からの道に合流する。

ちょっと広い 合流した後は結構広い(合流前の道基準)。

現道合流 そして現道(?)に合流する。

田路集落 田路の集落を行く。

両脇に塀 塀に囲まれて。

左にカーブ 集落から出たところで左にカーブ。

結構急なカーブ 結構急なカーブ。

山裾に沿ってカーブ 山裾に沿ってカーブしている。

斜面に木がない 何故斜面に木がないのだろう。

母坪集落 母坪(ほつぼ)の集落を行く。

少し幅が広い このあたりは少し幅が広い。

集落から出る 集落から出る。

川に沿って左に曲がる 川にぶち当たるところで左に曲がっていく。

国道175号合流 稲継で国道175号が合流する。 r291はここを右折しわずかな間R175と重複する、左右の道がR175。 [地図]

柏原川渡河 「小橋」で柏原川を渡る。

高谷川渡河 続いて「高谷橋」で高谷川を渡る。

国道175号分岐 高谷橋を渡ってすぐに国道175号が分岐する。 r291はここを左折する、R175は直進。 [地図]

堤防上から下る 堤防上から下ってくる。

稲継の集落と、加古川を渡って向こうの新郷の集落方面にr109に出られる道が左手に分岐している、県道は直進。

稲継集落の端 稲継の集落端を行く。

2車線復活 2車線が復活。

左折する ここで右折して橋を渡り右岸へと移る。 [地図]

加古川渡河 「本郷橋」(全長:124m)で加古川を渡る。

橋を渡ってすぐを右折する 本郷橋を渡ってすぐに右折する。 [地図]

中央線の最後 そしてすぐに中央線がなくなった、以降終点まで現れることはなかった。

堤防上を行く 加古川の堤防上を行く。

退避スペース 退避スペース。

右折する ここで右折して橋を渡り左岸へと移る。 [地図]

葛野川渡河 「犬岡橋」で葛野川(かどの)を渡る。橋名板のひらがなでは「いぬかばし」となっていた、 地名は「いぬおか」なのだが……はたして“お”が抜けたのかどうか。 因みにこの先で交差する市道上の加古川に架かる橋名は同名の「犬岡橋」だが「いぬおかばし」となっていた。

橋を渡ってすぐを左折する 犬岡橋を渡ってすぐに左折する。 [地図]

曲がってすぐは広い 曲がってすぐは少し広かった。

市道交差 r109とr7を結ぶ太めの市道と交差する、もちろん県道側が一時停止。

貧弱に見える道 路肩の白線がないと途端に貧弱に見える。

堤防下へ降りていく道が分岐 堤防下へ降りていく道が分岐。

割と細い 割と細いが見通しもよく退避スペースもあるのでそこまで対向車を気にするほどでもないか。

対岸へ渡れるポイント 右岸に渡れるポイント、今更渡ったからどうということはないけども。

最後の退避スペース 最後の退避スペース。

県道109号線合流・兵庫県丹波市氷上町成松 終点 上成松で「兵庫県道109号 福知山山南線」にぶつかってr291は終わりを告げる。 左右の道がr109。狭いながらも、こちらへ向かってくる車も意外と多い。 [地図]