@レポート:奥野々→石戸
奥野々で「兵庫県道86号 多可柏原線」から分岐する。
r291はここを左折する、r86は直進。
[地図]
2車線ある。
「千代田橋」で石戸川を渡る。
奥野々の集落から離れ森の中へ分け入っていく。
どこへ向かうのだろう。
と思ったら開けたところに出た。
両脇に観光農園の果樹園が広がる。
左手に何やら石碑が。
道標があった、「右 大新や」とある、県道がこの先向かうところだ。
ところでこの道標、碑をまっすぐになるように撮っているんだけど。
実際はこれほど傾いている。
口石戸川を渡る。
この先3軒の牧場と養鶏場が並ぶ、民家はその牧場の家なのか全く関係ないのか。農地っぽいものはなかった。
道がまっすぐ伸びている。
「思い出し橋」で再度石戸川を渡る。何を思い出すのだろう……?
何か造成している風であったが現在は立派な牛舎ができている。
中央線が消えてしまっているだけでしっかりと2車線ある。
r291を象徴する風景。県道は直進、左手には奥石戸川に沿って奥まで林道が伸びている。
上の写真から8年後、ちょっと成長している。
林道との分岐を過ぎると中央線がなくなった。
川側の舗装がボロボロだ。
荒れ地の中に「畜魂碑」が建っていた。
そしていつしか舗装がなくなりダートへと変貌している。
傍らにユンボが置いてあった。
植生豊かな時期はこんな感じ、奥に見える灰色は砂防ダム。
ここで左にカーブしている、砂防ダムができる前は直進していた。傍らにはまた道標があった。
「左 久下谷川/右 山ミち」の文字、大新屋方面からやってきた者への案内碑だ。
高度を上げていく。
ここでヘアピンカーブが出てくる。
道はさらに上りがきつくなる。
ガサガサの時期だとこんな感じ、ガサガサ。
砂防ダム(石戸堰堤)の高さまで一気に上ってくるからね。
さらに奥へと上っていく。
この左カーブで川から離れる。
調査の際はここでバイクを置いた。
何故なら枝やら落石やらで荒れていたからだ、それ以上に硬いものの上の石は下手に踏むと転びそうだった、だって下がおかしい。
アスファルト舗装が!?
ヘアピンカーブ。
曲がった先には階段があった。アスファルト舗装があったからには車道ではなかったのだろうか、
そうすると階段はその役目を終えハイキングルートかしらんになった後なのか?
階段とヘアピンカーブ。
ゴロゴロと落石がある、少し洗掘も見られる。
この辺りはえらい荒れている。
雨の日は水が流れてそうだ。
ちょっとしたガレ場である。
「50M先索道横断ご注意下さい」かつて木材の切り出し作業でも行われていたのかな?
道に水の流れがあった。
道路脇に側溝が現れた。
道が決壊していた。
そしてその先は酷い洗掘。
でもその中にアスファルトが残っているのよね……。
道がちょうど流路となっているのだろう、土が洗われて数々の石がむき出しに。
倒木と石で上りにくい。
しかしひどいガレ場だ。
ここでもアスファルトが残っている。
これはひょっとして石を敷き詰めてからアスファルト舗装をしたのだろうか?
道の形にキッチリと石が残りすぎ。
洗掘が酷くなった辺りからまた目立ってアスファルトが現れた。
まぁそれにしたって酷い有様。
すっかり沢である。
しっかりと水の流れがあるし、しかしその中にあるアスファルト。
分かりやすくきっちりと“道”である。
アスファルトがしっかりと石を抱き込んでいるので、石を敷き詰めてからアスファルト舗装したので間違いなさそう。
これは落石も多数ありそう。
r291名物(?)「山神大明神」、えっと……どれが? なにが?
そしてまたもや現れる階段。
巨大隕石が2つ、水はこの奥から供給されてきている。道はここを左に急カーブ
そしてもう一緒ヘアピンカーブ。
1つ前々の写真でもそうだったけど、どうやら谷側の路肩は石で補強されていたっぽいぞ。
峠に向かってラストスパート。
峠の手前で道が分岐していた。県道はここを直進する、右折すると丹波の森公苑方面に柏原駅に出られる。
[地図]
「↑丹波悠遊の森 丹波の森公苑→」。
「丹波悠遊の森まで約1.5km」
鞍部が見えてきた、なんとしっかり掘割。
そして散乱する倒木たち、鞍部に名称はない。
峠を越えると急に転がり落ちだす。
九十九折れる。
そして倒木。
このくだりもちょっとガレている。
そしてまた九十九折れる。
この九十九折には石垣があった、ちゃんと整備された道であったことがうかがい知れる。
再び九十九折。
そして倒木。
下りの斜度もきつい。
いちいち倒木を越えるのが面倒だ……。
こちら側は九十九折が多い、あまりトラバースせず谷を下っているみたい。
山南町側に比べ柏原町側は倒木も多い。
倒木をくぐって跨いで。
道も荒れている。
こちら側は道に整備されたっぽさがない、山道だ。
このあたりは整備されたっぽさがある平場。
少し土砂がドシャーっと崩れたのか道が斜めに。
落石と木の枝で下りにくい九十九折。
この石は整備された跡なのか落石なのか。
なんとなく道っぽくくぼんでいる。
こちらにも文明の跡たる排水溝が現れた。
森林エリアから出るところで最後の倒木。
森林から出て辺りが灌木の少し明るいところに出た。
しかし道がなんだかおかしい。
んんん?
かなり激しい洗掘、これ50cmくらい掘れてんやない?
元の路盤が見るも無残。
落石もごろごろ、流れてきたものだろうか?
なんとも豪快な掘れ具合である。
先のカーブで流路が確保されたのだろうか、その後洗掘は無くなった、石がごろごろしているけど。
真ん中らへんにバイクが埋まっているのだが、植生豊かな時期はこんな感じ、藪を掻き分け……歩きたくもない。
明らかに“道”であることはわかる。
だんだん明るくなってきた。
このあたりもまだ結構落石が多い。
どのあたりからかはわからないがアスファルト舗装が復活していた。
ほら、アスファルトがあるとこんなにも違うんだぜ?
そして魔界からの脱出である。
杉林。
車ならここにおいて探索するが吉、まぁこっから先はアレなんで突っ込もうと思う人はいないでしょうけど。
車が入ってきているのもわかるアスファルト。
右手に池を見ながら。
ちょっと幽玄な感じも漂う「山の神上池」。
「山の神上池」の碑。
「山の神下池」を眺める。
池から離れる。
「一級河川竹安川」の起点標? しかし、一級河川なのあれ。
何やら建物が見えてきた。
左手に悠遊の森第1駐車場がある。
左折すると「丹波悠遊の森」に向かう、県道は直進。
[地図]
いろいろと案内看板がある
「丹波悠遊の森」案内板。
あの道は「ハイキングルート」らしい、廃キングルートの間違いでは? そしてしっかり「県道奥野々氷上線」の文字。
左折すると三宝寺に向かう、県道は右折。
[地図]
悠遊の森第2駐車場。
離合が優にできるほどまで道幅が広がった。
「湯の森橋」で竹安川を渡る。
県道はここを左折する、右折すると「新井神社」に向かう。
[地図]
以前は鉄板を渡したような簡易な橋だった、高欄も鉄パイプだし……
2014年7月に新しい橋が完成している。
「竹安川4号橋(県道橋)」で再度竹安川を渡る。このイージースラブ橋何がカッコイイって短い橋長の間でS字カーブしてるの。
竹安川沿いに進む。
退避スペース。
「大新屋大歳神社」の前を行く。
大新屋で「兵庫県道290号 稲畑柏原線」が合流する。
r291はここを左折し少しの間r290と重複する、左右の道がr290。
[地図]
230m程r290と重複する。
「新井小学校北」交差点で「兵庫県道290号 稲畑柏原線」が分岐する。
r291はここを右折する、r290は直進。
[地図]
田圃の中一本の道がすらりと伸びる。
太めの市道と交差する。
[地図]
丘に上っていくところで中央線がなくなる。
鞍部に差し掛かったあたりで再び中央線が現れている。
しかし下りに入って少しするとまた無くなった、法面工事とともに拡張されたのだろうか。
この先で道はなおも絞られている。
両側にガードレールはあまり好きじゃない、圧迫感を覚えるから。
何故かここで左折し集落の中へ進路をとる、県道クオリティ。
[地図]
走行可能部分としては最も狭い。
集落奥からの道に合流する。
合流した後は結構広い(合流前の道基準)。
そして現道(?)に合流する。
田路の集落を行く。
塀に囲まれて。
集落から出たところで左にカーブ。
結構急なカーブ。
山裾に沿ってカーブしている。
何故斜面に木がないのだろう。
母坪(ほつぼ)の集落を行く。
このあたりは少し幅が広い。
集落から出る。
川にぶち当たるところで左に曲がっていく。
稲継で国道175号が合流する。
r291はここを右折しわずかな間R175と重複する、左右の道がR175。
[地図]
「小橋」で柏原川を渡る。
続いて「高谷橋」で高谷川を渡る。
高谷橋を渡ってすぐに国道175号が分岐する。
r291はここを左折する、R175は直進。
[地図]
堤防上から下ってくる。
稲継の集落と、加古川を渡って向こうの新郷の集落方面にr109に出られる道が左手に分岐している、県道は直進。
稲継の集落端を行く。
2車線が復活。
ここで右折して橋を渡り右岸へと移る。
[地図]
「本郷橋」(全長:124m)で加古川を渡る。
本郷橋を渡ってすぐに右折する。
[地図]
そしてすぐに中央線がなくなった、以降終点まで現れることはなかった。
加古川の堤防上を行く。
退避スペース。
ここで右折して橋を渡り左岸へと移る。
[地図]
「犬岡橋」で葛野川(かどの)を渡る。橋名板のひらがなでは「いぬかばし」となっていた、
地名は「いぬおか」なのだが……はたして“お”が抜けたのかどうか。
因みにこの先で交差する市道上の加古川に架かる橋名は同名の「犬岡橋」だが「いぬおかばし」となっていた。
犬岡橋を渡ってすぐに左折する。
[地図]
曲がってすぐは少し広かった。
r109とr7を結ぶ太めの市道と交差する、もちろん県道側が一時停止。
路肩の白線がないと途端に貧弱に見える。
堤防下へ降りていく道が分岐。
割と細いが見通しもよく退避スペースもあるのでそこまで対向車を気にするほどでもないか。
右岸に渡れるポイント、今更渡ったからどうということはないけども。
最後の退避スペース。
上成松で「兵庫県道109号 福知山山南線」にぶつかってr291は終わりを告げる。
左右の道がr109。狭いながらも、こちらへ向かってくる車も意外と多い。
[地図]