兵庫県道/岡山県道240号 下庄佐用線

岡山県と兵庫県を結ぶ越境3桁県道。兵庫県と岡山県を跨ぐ越境県道には珍しく県境付近までの整備状況が岡山県の方がよい。 県境付近がわずかに「険道」と呼べるような区間だが、総じて走りやすい道である。 並行して国道373号線が東側に走っているため、当然そちらの方が便は良いのだが、田舎道をのんびり走りたければこの道を選択するのも悪くない。 沿線には、宮本武蔵顕彰武蔵武道館、中山の大シイなどがある。 沿線に飲食店はほぼなく、コンビニエンスストアやガソリンスタンドはない。
調査日:2009年10月 公開日;2012年1月 更新日:2021年8月

県道5号線分岐・岡山県美作市下庄町 起点 @レポート:下庄→実栗
岡山県美作市大原から兵庫県佐用町を結ぶ越境3桁県道。 下庄で「岡山県道5号 作東大原線」から分岐する。 r240はここを左折する、r5は直進。 [地図]

吉野川渡河 曲がってすぐに「大塔橋」で吉野川を渡る。

宮本武蔵顕彰武蔵武道館前宮本武蔵顕彰武蔵武道館」横を通る。 通説では宮本武蔵は大原町(現:美作市)の出といわれ、それにちなんで日本の代表となるべく建設された武道館だ。

幅員減少 武道館から少し行ったところで道幅が狭くなる。

別線合流 県道はこの交差点を直進する。右からくる道もr240指定されており、おそらくそちらが元からあったr240と思われる。 左折すると智頭急行「宮本武蔵」駅へ。 [地図]

高岡集落 交差点を過ぎるとまた2車線の道が続く、高岡集落のなか気持ちよく走る。

鳥取道交差 鳥取自動車道の「宮本橋」をくぐる。

智頭急行交差 智頭急行の「第一今岡橋梁」をくぐる手前で中央線が無くなっている。

山と川の間 山と宮本川に挟まれる。

中西町集落 中西町の集落に入る。

通行止? 「通行止」とかなんとかごにょごにょ看板が挙がっているような気もするが気にせず直進することにする。 左折するとR373に出られる。 [地図]

山へ続く2車線 2車線の道が山へ続いている。

山へ伸びる2車線 スラーッと山へ伸びる2車線が気持ちいい。

2車線塞いだ土砂崩れ 土砂が完全に2車線を塞ぎ、辛うじて横のスペースが通れる箇所もあったが気にしない。

幅員減少予告 どうやらこの先のカーブを曲がったところで道幅が狭くなるらしい。

通行止め ……いきなりこれだよ。

旧道跡 カーブ地点には旧道跡があった。

土砂崩れ しかし、コレである。こんもり積もっているが何故か上部は均されている。

崩れた区間はわずか 上にあがってみた、どうやら崩れているのはこのわずかな区間だけの様子。

先へ進もう さて、気を取り直して先を進むことにする。

不法投棄防止フェンス 不法投棄防止のためのフェンスだろうか、山肌に挟まれて圧迫感を覚える。

岡山r240ヘキサ 「岡山県道240号 下庄佐用線」県道標識。 峠手前でようやくヘキサ、振り返って撮影。

県境 峠で兵庫県佐用町に入る。

下り 下りに入る。

急カーブ・路肩に注意 急カーブ注意、路肩に注意。

落石 コロコロと石が転がり落ちてきている。

墓地 墓地を回り込むようにカーブする。

東中山集落 東中山の集落に入る。右に道が分岐しているが、そちらも釜坂を越えて大原に出られる。 この道が通行止めでも通り抜けられたらしい……が舗装道路ではないようだ。 [地図]

中山の大シイ この東中山には「佐用中山のスダシイの古木」という 町指定文化財天然記念物および県指定文化財に指定されたスダシイの巨木がある。

江川川渡河 江川川を渡る。

谷沿いの民家 谷沿いに民家が点在している。

道路拡張予定? 手前にデリネーターが立てられており、待避所というわけではなさそうだが、所々道路脇にスペースを取っているところがあった。 将来的に道幅を広げる予定なのだろうか。

2車線の綺麗な道 2車線になった、えらく道が綺麗だ。

2車線区間終わり 2車線区間もすぐに終わってしまうがあまり変わらぬ道幅で続いている。

鳥取道に関係する整備 おそらく、鳥取道造成の関係で道を整備したのだと思われる。

兵庫r240ヘキサ 「兵庫県道240号 下庄佐用線」県道標識。鳥取道の「江川川橋」をくぐる。

通行止時の分岐 いくつか白線が引き直された跡がある。この県道は珍しく、越境県道にありながら兵庫県側の方が県境までの整備状況が悪い。

本村集落 本村の集落で道幅が一旦狭まっている。

大畠集落 大畠の集落では集落をバイパスによってパスしており2車線の道が続く。

集落からの道と合流 集落からの道と合流する。

カーブ注意? 「カーブ注意」とあるが、急でもなければ道幅もあり見通しのよいこのカーブに何故?

中央線のない広い道幅 2車線以上の幅がある、しかもわざわざ路肩の白線が引き直され幅が広げられている、にもかかわらず中央線は引かれていない。

土石流跡 どうやら土石流が通過していった跡らしい、道は綺麗に取り除かれているが道端には土石や流木、瓦礫等が積もっており、洪水の生々しさが残る。

丈の低いコンクリート壁 すぐ横の川と、わずかなコンクリート壁によって隔てられている。

建物 道沿いに民家が建ち並んでいる。

三度江川川渡河 「井ノ内橋」で三度江川川を渡る。

川を渡って2車線に 川を渡ると2車線になった。

県道161号線合流 豊福で「兵庫県道161号 市場佐用線」が合流する。 r240はここを直進ししばらくr161と重複する、r161は直進と左折。 [地図]

おだんご r161とのダブルヘキサ。

r161重複区間 350mほどr161と重複する。

県道161号線分岐 「北川橋」で淀川を渡った先で「兵庫県道161号 市場佐用線」が分岐する。 r240はここを直進する、r161は右折。 [地図]

江川集落 江川の集落を行く、少し大きめの町。

堆積土 小学校横を通る。水が溢れた跡だろうか、道路上に土砂が積もっていた。

江川川に沿って 江川川に沿って2車線の道が続く。

中央線の消失 と思っていたらいつしか中央線が消えていた。

四度江川川渡河 「明神橋」で四度江川川を渡る。

引き直された白線 これまた優に中央線が引けるほどの幅に道が広がる。しかし、何度も引き直されたこの白線跡はいったい。

しばらく2車線となる ここからまた暫く2車線となる。

三度目の江川川渡河 「安井上橋」(やすいかみ)で四度江川川渡河。

二方集落 二方の集落に入る。

橋を挟んで幅員減少 しばらくして中央線が無くなる、その先の橋を挟んでの間だけのようだ。

五度江川川渡河 「安井新橋」で五度江川川渡河。

県道524号線合流 大塚集落に入ったところで「兵庫県道524号 才金宗行線」が合流する。 r240はここを直進しわずかだがr524と重複する、r524は直進と右折。 [地図]

県道524号線分岐 福澤で「兵庫県道524号 才金宗行線」が分岐する。 r240はここを直進する、r524は左折。 [地図]

川沿いの田んぼ 道から一段下がったところには田んぼが広がっている。

田野集落 田野の集落を行く。

道幅が狭まる 道幅が狭まり中央線が無くなった。

大向集落 大向の集落を行く。

2車線からの搾り 少し2車線があった後、急激に道幅が狭まった。

本位田地区 本位田地区に入った、吉川英治の「宮本武蔵」に登場する本位田又八はここの出ということになっているのだろうか。

佐用ICへ 左折すると中国道「佐用IC」に出られる、県道は直進。 [地図]

途切れる歩道 中央線と共に、歩道もぷつりと途切れる。

六度江川川渡河 「本位田橋」で六度江川川渡河の後、中国自動車道の「江川川橋」をくぐる。 くぐる手前には、大撫山にある西はりま天文台への分岐がある。 ここの公園にある「なゆた望遠鏡」は公開望遠鏡(一般人が覗ける望遠鏡)としては世界最大だそうな。 また、日本国内最大の望遠鏡でもあるらしい。

長尾地区へ 中国道をくぐると2車線が復活する。右へ行くと旧道で長尾地区へ向かうが、県道は直進する。

長尾地区を避けて 長尾地区を避けるように2車線の綺麗な道が伸びている

佐用都比売神社への道 左折すると延喜式内社の「佐用都比売(さよつひめ)神社」へ向かう。

田畑の中 田畑の中を進む。

佐用高校東交差点 「佐用高校東」交差点で市道と交差する、名前の通りこの西に佐用高校があるのだろう。

緩やかな下り 「佐用高校東交差点」を過ぎると道は緩やかに下っていく。

国道179,373号線合流・兵庫県佐用郡佐用町佐用「実栗」交差点 終点 「実栗」交差点で国道179号線(国道373号線重複)にぶつかってr240は終わりを告げる。 左右の道がR179,373。 [地図]