@レポート:延吉→粟井中(逆順)
兵庫県佐用町から岡山県美作市粟井中を結ぶ越境3桁県道。
延吉で国道373号から分岐する。
r161はここを左折する、R373は直進。
[地図]
曲がってすぐの搾り具合がすごい。
「友延橋」で友延川を渡る
友延集落を越えて上っていく。
やる気を見せる県道。
だが、それも束の間である。
新田集落で鞍部となる。
一転下りとなる、割と道幅があり離合には困らない。
ちょっと幅が狭まるところもある。
「新田橋」で江川川を渡る。
豊福で「兵庫県道240号 下庄佐用線」が合流する。 r161はここを左折ししばらくr240と重複する、左右の道がr240。 [地図]
r240とのダブルヘキサ。
350mほどr240と重複する。
「北川橋」で淀川を渡ったところで「兵庫県道240号 下庄佐用線」が分岐する。 r161はここを右折する、r240は直進。 [地図]
「兵庫県道161号 市場佐用線」県道標識。
集落内の旧道と交差する、県道は真正面に見える細いアレ。
幅は広いが離合には窮するゆるい坂が続く。
溝蓋があると安心する。
淀の集落を通る。
待避所だろうか、部分的にとても広いスペースを取っている箇所も。
谷川を渡る。
畑の真ん中に木が腰を下ろしていた。崖崩れで木が落ちてきたわけでもなし、 どこからか畑の上を流れてきたのだと思うのだが、小川くらいしかないし、水の力とはかくも凄いものなのだな。
上から道が下りてきた、この先で合流しているらしい。
左折すると、ひと山越えて「兵庫県道524号 才金宗行線」へ向かう。 県道は直進。
右手に田圃を見ながら谷筋を住中の集落に向け一気に駆け上がる、ここを下ってくるのもまた気持ちがよい。
峠で岡山県美作市に入る。
岡山県にはいると道幅が狭くなったような気もする、こちらの谷は開けており見通しがよい。
道がクランク状になっている。
クランク2つめのカーブで南斜面に。
山肌にそって右にカーブする、見通しが悪いので注意。
ヘアピンカーブで一気に高度を落としている。
左手の谷底には田圃が広がっている。
2車線になった、えらく道が綺麗だ。
が、その2車線区間もすぐに終わってしまう。
それも車一台分の幅にまで狭まる。
そしてまた2車線に、この直線がとてもいい。
それも少しだけ狭まるのだが。
またすぐに広くなる。
宮原(みやばら)で「岡山県道124号 宮原力万線」が分岐している。 r161はここを直進する、r124は左折。 [地図]
岡山県道やる気の見せ所。
んん、なにやら工事中の様子。
県道はここを右にカーブするが、直進に道を作っているようだ。
右にカーブすると少し幅が狭まり中央線が無くなった。
急カーブを描きながら宮土居の集落を通る。正面に見える建物は「宮原獅子舞伝承館」で、 このカーブ地点左手の川向こうにある「天曳神社」にて奉納される、宮原獅子舞(昭和61年:岡山県重要無形民俗文化財指定)を保存・伝承するために建てられた建物だそうだ。
「岡山県道161号 市場佐用線」県道標識。
集落を過ぎると2車線が復活する、おそらくあの造成中のバイパスはこの辺りに出てくるのではなかなろうか。 なるほど、あの集落内の急カーブをみるとバイパスも頷けるが、天曳神社はどうするのだろう、裏手を削るのかトンネルなのか。
山間の川と併走する2車線、なんだかよく見る風景だ。
谷間から抜け出て田畑のひろがる広いところに出た。
東五名の集落を抜ける。
豆田で「岡山県道5号 作東大原線」が合流する。 r161はここを右折し少しの間r5と重複する、左右の道がr5。 [地図]
280mほどr5と重複する。
青看板によると、r161方面は幅3.0mの制限があるらしい。
五名で「岡山県道5号 作東大原線」が分岐する。 r161はここを左折する、r5は直進。 [地図]
曲がってすぐ、「中川原橋」で吉野川を渡る。確かにこりゃ狭い。
橋を渡り終えると2車線になった。
なにやら看板が……通行止やらなにやら書いてあったのだが、ここも脇がしっかりと開けてあった。 なぜ岡山県は完全通行止めしないのだろう?何となく行けそうなら自己判断でどうぞって感じが好きだ。
看板すぐのところが、崖崩れで片側通行止めになっており、そこを抜けた向こうはどこも崖崩れ等はなかった。 幾ら片側だけでも、なんかあったら困るので一応……といったところだろうか?
中央線が無くなって少し行ったところにポールがあったが、やはり開いていた。 しかし、反対側から来た人はここで通行止めをくらうのだろうか? だからといってほかに迂回路はなさそうなのだが。
急に道幅が狭くなる、両路肩に白線が引いてあるというのもあるがとても狭く感じる。
かと思えば十分中央線が引けるようなところも出てくる。
山の斜面から土が落ちてきて堆積しているというのもあるかもしれないが、 左側の路肩は土で見えないためとても道幅が狭いように思える。
こういう急カーブでの出水は止めて欲しいね。
細い道をぐんぐん山へ分け入っていく。
これまでも十分狭かったというのにまだ幅を搾る気か!?
ついに杉林に囲まれた山区間に突入。
いつしか左路肩の白線は消え、谷側はデリネーターか貧弱ポールだけとなった。
今度は右手が山側になる、谷側だけに白線があるが、どれほど意味のあるものか。
この辺りで道は頂点に。
下りに入る、あまり往来のない道なのか、落ち葉が積もっている。
少し道幅に余裕があり、即谷でもないのに、何故か親切にガードレールが。
道幅に余裕はなく、即谷ではないにしろ道から一段下がっての杉林なのにガードレールはない…… 道幅に余裕がないからこそガードレールが付けられないってことなのか。
そして、この妙に余裕のある幅が堪らない。
ようやく向こうの鷺巣集落にはいるところで納得である、 やはり通行止め処置まではしていないものの通行止め看板が挙がっていた。 これでは往来がないのも頷ける、地元の人は通ってそうだけど。
谷奥部をぐるーっと回り込む。
鷺巣の集落を通る。
たまにある道幅の広いところ、どういった経緯で出来るんだろうね。
谷をゆるやかーに下っていく。
r358分岐のところにも通行止め看板が挙がっていた。なるほど、これなら一般車ならまず通らないだろう。 しかし、r358は迂回路にしては遠回りすぎる。
鷺巣で「岡山県道358号 鷺巣溝口線」が分岐する。 r161はここを右折する、r358は左折。 [地図]
r358分岐点から少し行くと2車線となった。
が、それも長くは続かない、これが県道のやる気の面白さ。
1.5車線のなだらかな下り。
粟井中で国道429号にぶつかってr161は終わりを告げる。 左右の道がR429。 [地図]