@レポート:金屋橋→宮原(逆順)
兵庫県佐用町の力万で国道179号から分かれ、岡山県美作市の宮原に至る越境県道。
国道179号の「金屋橋」交差点から分岐する。
r124はここを右折する、R179は直進。
[地図]
幕山川に沿って北上する。
民家がなくなり辺りには田畑が広がる。
「福田橋」で幕山川を渡る。
しばらく辺りには田園が広がる。
中土居集落を過ぎる。
「中土居橋」で再度幕山川を渡る。
上土居の集落を抜ける。
谷が狭まり幕山川が接近する。
「五反田橋」で三度幕山川を渡る。
中国道の「福吉橋」をくぐる。
福吉で「兵庫県道365号 上福原佐用線」が合流する。 r124はここを左折してしばらくr365と重複する、左右の道がr365。 [地図]
福吉の集落内でわずかな区間だけ中央線が無くなる。
すぐにまた2車線となる。
消えてしまっているが、しっかりと中央線は引かれている。850m程r365と重複する。
福吉で「兵庫県道365号 上福原佐用線」が分岐する。 r124はここを直進する、r365は左折。 [地図]
r365との分岐を過ぎて少し行くとこのしぼられ具合。
「淀橋」で桜山川を渡る。
才金で「兵庫県道124号 宮原力万線」が分岐する。 r124はここを直進する、r524は右折。 [地図]
この先わかりやすく谷が二手に分かれている。
「←大聖寺」と案内標識が出ており、その下には更に大きく「←あじさい寺」と看板が出ている。 この先山の上にのぼったところに、大聖寺というお寺が大きな寺領を持っている。
勾配が増しいよいよ山へ向かうようだ。
真っ直ぐ山に向かって上る。
そして山の際でこの搾られ具合、コレは酷い。
道は完全な1車線となる。左手に「熊井池」があるためか、一応ガードレールが付いています。
路肩が弱いのか崩れた跡が。
少し道が広がったが、右手の法面が何の処置もされていない地が剥き出し。
路肩には、これまた掘っただけの溝が確保されている。
岩剥き出しでとてもワイルド、安定した地質なんだろうか。
見通しの悪いところには一応カーブミラー設置。
そして、まだ搾られる、何の冗談か。
頼りないデリネーターがあるだけ。
本当に県道なんだろうかと疑いたくなる。
峠で岡山県美作市に入る。
岡山県側から兵庫県を眺める。見事に県境で路肩の白線が途切れている、逆のことが多いんだけどなぁ。
「岡山県道124号 宮原力万線」県道標識。 r124のヘキサは、岡山県側しかなかったように記憶している
峠の展望は全く開けていない。
不法投棄防止のためのフェンスだろうか、この道幅にフェンスがあるため圧迫感を覚える、右路肩に余裕がある分いくらかはマシだが。
フェンスが無くなったのはいいがガードレールもなく、右からは岩が迫りなお怖い。
「落石注意」標識。だから、どう注意しろと。
細いまま白線が引かれている。
右路肩に余裕もなく、左にフェンスが付くとさらなる圧迫感。
しかし、ほとんどはデリネーターがあるだけの1車線で、谷側にガード無し。
兵庫県側に続き、こちらも右手の法面は岩が剥き出しのままだ。
思いだしたかのようにガードレールがある。
ここもカーブ部分の路肩が弱いらしい。
下り勾配も落ち着き建造物が見えてきた、右手は相変わらず岩剥き出し。
鈩の集落入る。岡山県に入る前の佐用町才金やここ鈩に見られるように、一帯はどうやら金属精錬や鍛治と何らかの関係があったようだ。
宮原(みやばら)で「岡山県道161号 市場佐用線」にぶつかってr124は終了する。 左右の道がr161。 [地図]
珍しくやかましいくらい標識が付いている。
こちらにも県道標識が、至る先を認識していないと、行き先標識からでは地元以外の人間にはやはりわかりづらい。