兵庫県道123号 生穂育波線

淡路島の東西を結ぶ県道のうちの一本。ご多分に漏れず険道なため、淡路島を東西に横断したい場合「どうしても」や「あえて」でない限り、遠回りになれど北の県道71号線か南の県道88号線を使うことを強くお勧めする。 それでも仕方がなく入り込んでしまった場合、離合・バックが不得意な方は市道を通る方がまだマシだろう、ちなみに険道区間はせいぜい3.6km程の区間である。 沿線には、北淡IC、五斗長垣内遺跡、あわじ花の歳時記園、ヒヤリ峠などがある。飲食店は起終点それぞれの周辺にしかない、コンビニエンスストアやガソリンスタンドは皆無である。
調査日:2010年2月 公開日:2023年8月

県道31号線分岐・兵庫県淡路市育波「育波橋」交差点 終点 @レポート:育波橋→生穂(逆順)
「育波橋」交差点で「兵庫県道31号 福良江井岩屋線」から分岐する。 r123はここを右折する、r31は直進、左折は「淡路市道 育波漁港線」。 [地図]

淡路市道育波旧中学校線と交差 少しの間だけ育波川沿いを走る。「淡路市道 育波旧中学校線」と交差する。

神戸淡路鳴門自動車道「北淡インターチェンジ」前、左折するとインターチェンジへ 左折すると神戸淡路鳴門道の「北淡IC」へ、県道は直進。 [地図]

神戸淡路鳴門自動車道と交差する 「北淡IC Dランプ橋」「育波橋」「北淡IC Cランプ橋」と順にくぐって神戸淡路鳴門道と交差する。

まっすぐな道の左手に「大池」の築堤がある 左手に「大池」というその名の通り大きな池がある。

山際まで2km程の直線が続いている、育波ストレート 山際までの2km程の区間がほぼ直線となっている、70年代に圃場整備されてこのような土地になったようだ。

直線からの上り坂左カーブ 山を上り始めたあたりでカーブが現れる。

2車線上り坂の緩やかな左カーブ 段丘上に上っていく。

左カーブの向こうに右カーブ、カーブ地点に民家がある 段丘上に上ってきてぱっと開けて集落が現れた。

県道462号線が左に分岐 黒谷で「兵庫県道462号 仁井黒谷線」が分岐する。 r123はここを右にカーブする、r462はカーブ地点を左折。 [地図]

なだらかな上り坂の2車線の直線 またしばらく直線が続く。

県道から右に淡路市道りくゑ線が分岐して下っている 中央線がなくなったところで右に「淡路市道 りくゑ線」が分かれる。県道走行にこだわらず、いわゆる険道に慣れていない人はこの先県道ではなく市道に行った方がよい。 現在はここに「異常気象時通行規制区間」起点看板と「この先、東海岸方面道路が狭い! 通り抜け困難!」の看板が上がっている。 [地図]

車一台分の細さしかない山際の左カーブ道、わずかながらの待避所が左側にあり前方には民家が見えている 警告通り、すぐに狭くなる。

左手に土手の上に立つ民家のコンクリートブロック擁壁、右は谷向きに開けている 見通しは悪くないけど狭い。

両側にある路肩の白線がなくなりますます狭くなる、右手の谷側にはガードレールがある 路肩の白線がなくなりいよいよといった感じになる。

鬱蒼とした森の中を走る1車線、道が濡れている 鬱蒼とした森の中、山の際を走っている。

ゆるやかな左カーブ左手は崖が迫り見通しは悪い、右手の木々の向こうは開けている 木々の向こうが明るい、右手の谷側は結構開けている。

左にカーブしながら少し道幅が広がる、右手に気持ち程度の待避所がある 開けたところに出た、待避所もあり少しだけ道幅が広がる。

道幅が広がったのはわずかな区間で、すぐに両脇の路肩白線が消え狭くなっている しかし、それもつかの間、またすぐに狭くなる。

見通しの悪い左カーブ、左手には民家の高いブロック擁壁、正面に倉庫 とても見通しの悪いカーブ、対向車に注意。

左手竹林の向こうに家が建つ 沿道にはぽつぽつと民家がある。

左手に畑の土手が、右手の谷には田畑が広がっている 左手土手の上や右手谷の方に田畑が広がっていたが、現在は耕作放棄され藪化している。

道の両脇、路肩にスペースがある 両側の土の路肩は現在舗装されてちょっと道幅が広がっている。

「萩尾橋」でため池の吐口を渡っている 「萩尾橋」でため池の吐口を渡る。

左手に崖の迫る1車線の左カーブ、正面に民家の高いブロック擁壁がある とても見通しの悪い上りの左カーブ、対向車注意。

左手にかご工がなされた斜面がある、右手に田畑が広がっている 谷も狭まってきた。

カーブの向こう正面に宝蔵寺が見える 正面に立派な民家が? と思ったが「寶藏寺」というお寺らしい。

谷の奥の狭まったところで道は右に曲がっている、左に淡路市道生田畑林線が分岐している ほぼ谷頭に近い地点で右に折れる、左に「淡路市道 生田畑林線」が分岐する。

大坪川渡河 「畦向橋」で大坪川を渡る。

集落内にある左直角カーブ この先見通しの悪い集落内の左直角カーブ、現在はこの左手の。建物はない。

左手に畑の石積み擁壁と右手に民家のコンクリートブロック擁壁が迫る 畑の擁壁と民家の擁壁に囲まれて切通しのようになっている。

丁字路、右から少し広い市道畑線が合流する 少し広げな道と合流する、20枚前の地点を市道側に下りるとここを右からやってくる(ただし一本道ではない)。 県道はここを左折する、右折は「淡路市道 畑線」。 [地図]

中央線こそないが、優にすれ違い出来るほどの広さになった、左手は畑で右手にはガードレールがあるゆるい左カーブ 市道と合流した後、2車線と言わないまでも離合も優にできる広さになる。

右にカーブしている、右手にガードレールがありその下は広く緩やかな谷に向かって段々畑や棚田が広がっている ものすっごく広く感じる。

左手に葛原池がある、両側にガードレールのある堤上の道で、堤が終わるところで一気に道幅が狭くなっている 「葛原池」の堤上を行く、その向こうで道が一気に絞られている。

左手に高い石垣のある見通しの悪い狭い左カーブ、カーブミラーが設けられている それまでが嘘のように、車一台分の狭さになる。

左手に川池がある、橋部分だからだろうか両側にガードレールがあり狭く感じる 再び両側をガードレールに守られた狭い道が、「川池」の堤上を行く。

左に立派な生垣のあるお家、右は畑で道路自身は1車線しかない狭さ 立派な生垣のある家の前を通る、道は狭い。

左の斜面はフロノサカ池の堤 少し上りになる、左手は畑ではなく「フロノサカ池」の堤のようだ、フロノサカ……?

左手は土手で右手は谷、谷側にはガードレールのある1車線の道 右手は純粋に谷、ガードレールがあるので安心。

随分と道幅が広いところ、その先で道は右に曲がり池の堤上を行く エライまた随分と極端に広くなっている、池の堤上に入るのに右に急カーブしている。

谷田池の堤上を走り渡った向こうの丁字路を左折する、右に市道谷田保育所線が分かれている 「谷田池」の堤上を走り、その吐口の上を「谷田池橋」で渡ったところで県道は左折する、右折は「淡路市道 谷田保育所線」。 [地図]

両側に笹薮のある1車線の道 道は相変わらずの1車線だ。

竹藪の中の1車線の道 竹藪の中を進む。

しばらく人家がない しばらくは人家がなく1車線の道が続く。

見通しの悪いカーブが続く 見通しの悪いカーブが多くカーブミラーが設置されている。

対向車には出会いたくない狭い道が続く 幸いなことに対向車に出会うことはめったになさそうだ。

左手にコンクリートブロックを、右手に石を積んだ擁壁の切通し 切通しを行く。

道はまっすぐも続いているが、左の橋を渡る ここは左に曲がって角谷大池の吐口の橋を渡る。

ここも両側にガードレールのある堤上の道だが、道幅がそれほど狭くないため圧迫感はさほど感じない 「角谷大池」の堤上を行く。

右に左へとゆるやかにカーブしている、右手にはガードレールがあるがその土手下に畑が黄色い この先右に左にとカーブしていく。右の土手下が妙に黄色い。

黄色い正体は菜の花畑 黄色い正体、菜の花畑だ。

木製のベンチなどが置かれたスペースが右手にある 憩いの広場? のようなものが右手にあった。

右斜め後ろに市道長沢中央線が分岐している 右手に「淡路市道 長沢中央線」が分岐する、県道は直進。右折すると長澤西方面にr436に出られる、12枚前のところを右に行っても同じところにたどり着ける。 また、途中に「長澤1号隧道」「長澤2号隧道」などがあり立ち寄ってみるのも面白いだろう。

両側に菜の花畑がある ここも菜の花畑だ。

切通しの峠、右に山の上に上るように市道摩耶横断線が分岐している 「ヒヤリ峠」ヒヤリハットの「ヒヤリ」ではなく「日遣」である。峠といっても旧町境ではない、それは16枚前のあたり。 右手に「淡路市道 摩耶横断線」、県道は直進。

峠を越えてもしばらくは平たんな道が続いている、両側には笹藪 峠を越えても急には下らないようだ。

ゆるやかに下りつつ左にカーブする離合はできる広さはある道、右手に菜の花畑 ゆるく下りつつ左にカーブする。

道がわかりやすい下りに入る、右手にコンクリートブロック擁壁、左手の谷側にはガードレール この辺りから転がり落ちるように下りだす。

右に左にカーブしながら下っている 後は終点まで下っていく。

ぐるっと回りこんだ先の道が向こうに見えている 先に見えているコンクリートブロック擁壁はこれから向かう道。

中央線はないがすれ違うのに十分な幅はある道、左手の谷側にはガードレールが、右手の山側にはコンクリートブロック擁壁が すれ違うのに十分な幅はあるが速度と対向車に注意。

右上方に民家への道が分岐している、県道の右手斜面には格子状の法面保護がなされている 右に民家に向かう道が分岐していた、フリーフレーム工の高い法面が続いている。

まっすぐ下っている 突然出て来たまっすぐな下り。

再びカーブが連続する道に と思ったらカーブ再び。

道の右手に待避所が設けてあるが、すれ違えないような広さではない ちょこちょこある待避所は、待避所のために作ったのではなく線形改良の際に出来たふくらみなのではなかろうか、待避所造らなければいけないほど狭くはない。

再び急なカーブと坂 再び急なカーブと坂に注意。

遠くに海が見えている 遠くに海が見える、見えている陸地は大阪湾をはさんだ対岸ではなく淡路島の続き。

坂の勾配が落ち着いた ようやく坂が落ち着いた。

左急カーブありの標識が掲げられている 左屈折ありの標識、最後の急カーブ。

民家がぽつぽつと建つ集落の中を行く 辺りに民家が出て来た、本村上の集落を行く。

まだわかるくらいの坂を右カーブで下っている まだ少し下る。

右手に山の斜面、ひだっりてに川が流れている 川と山に挟まれた区間。

左にカーブしつつ生穂川を渡っている 「金井橋」で生穂川を渡る。

小さな支流の林川を渡っている 続いて支流の林川を「地蔵橋」で渡る。

橋の由来か、お地蔵さんが橋の傍らにあった 「地蔵橋」の由来は傍らにあったこのお地蔵さんだろうか?

左手に畑のコンクリートブロック擁壁と右手に農作業小屋がある 林の集落を行く。

hidaritenominkamaenitaihisyo 待避所がある。

生穂川の谷底平野が広がる 生穂川の流れによってできたのだろうか、それなりに広い谷底平野。

右に市道高寺線が分岐している、左手は森である 右に「淡路市道 高寺線」が分岐する、県道は直進。右折した先に、兵庫県指定文化財の「木造胎蔵界五仏坐像」が安置された浄瀧寺がある。

道路の両脇に家が数軒建っている 段集落を行く。

まっすぐな道 終点までのまっすぐな道。

周りに民家も多くなってきた 生穂の町に入っていく。

国道28号合流・兵庫県淡路市生穂「生穂」交差点 起点 「生穂」交差点で国道28号と「淡路市道 札場線」にぶつかってr123は終わりを告げる。 左右の道がR28、市道札場線は直進でr123の旧道でもある。 [地図]