@レポート:舞子駅前→井吹(逆順)
「舞子駅前」交差点で国道2号(国道28号、250号重複)から分岐する。
“停車場線”の名を冠した複合停車場線だが、舞子駅前からではなく国道2号からの分岐となっている。
r487はここを右折する、R2,28,250は直進。上を走るのは神戸淡路鳴門自動車道、この左手に明石海峡大橋がある。
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JR「舞子駅」および山陽電鉄「舞子公園駅」前を行く。
山陽電鉄とJR山陽本線をくぐる。
「舞子台5丁目」交差点で県道は左折する
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山陽電鉄に沿って走る。
山陽電鉄「西舞子」駅前を通る。
山田川を渡る。
山田川を渡ってしばらくすると道は上りとなる。
しかし、そこは県道。このまま2車線の道を素直に行くはずもなく、右斜めに上っていく細い路地へと向かう
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いきなりこの狭さである。しかし、これで相互通行であれば面白味もあるのだが、残念ながら(?)上りの一方通行。
右手にある建物はまだ新しげだが、道もそれとともに新しくしたんだろうか?
車道の左側コンクリート部分(溝の暗渠?)を入れても十分すぎるほど狭い。
ここで一方通行は終わり、道も離合できるほどの広さに変わる。
住宅街を走る。
下りになる、両側をガードレールに囲まれるため何となく圧迫感がある。
急カーブ注意。
もういっちょ急カーブして、この交差点を右折する。
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すぐの交差点を今度は左折する。
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片側2車線の広い道となる。
次の交差点で右折する、交差点中程より向こうは明石市。
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明舞団地という、昭和30〜40年頃に造成されたオールドニュータウンの真ん中を貫く。
高度成長期の県下の人口増加に対応すべく造られた団地だ。
ちなみに、中央線より向かって右側(東側)が神戸市、左側(西側)が明石市となっている。
名前の通り、明石の“明”と、舞子の“舞”。
明舞団地の中心地「明舞センター」。
明石市バスに出会う、しかしそれもかつての姿。
市を跨いでいることから、神戸市バス・明石市バスともに運行されていたが
現在は神姫バスに委譲されている。
この先に見える辺りを、一旦坂の頂点とする。
緩やかに下っていく。
松が丘北町で第二神明(「兵庫県道21号 神戸明石線」)と交差する。
橋で跨いでいるのではなく、r21はトンネルに入っている。
跨いだ向こう側で神戸市に入る。
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道は再び上りに転じる。
神戸市西区に入る。
西区に入ってしばらくのところで頂点を迎えた後、再び緩やかに下っていく。
右手に小中学校が、左手には高校がある。この高校に行ってしまうと、学生生活の12年間を極限られた生活空間で過ごすことになるんだろう……ある意味楽っちゃ楽なのかな。
伊川谷高校前で車線が絞られ片側1車線となる。
長坂で「兵庫県道488号 長坂垂水線」が分岐する。
r487はここを直進する、r488は右折。
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今までの道が嘘のように、急坂と急カーブでもって下る。
カーブの向こうに信号待ちの車列があるので速度には注意。
「兵庫県道487号 平野舞子停車場線」県道標識。
「長坂東」交差点で国道2号(神戸西バイパス)およびと第二神明北線と交差する。
r487はここを直進する、左右の道がR2BP、上の道は第二神明北線。
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「長坂東」交差点を向こうに行ったところで左折する。ただし正確な指定ルートからは若干外れる。
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神戸西バイパスに沿う。
少し下ったところで県道は左折し西神戸バイパスをくぐる。
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バイパスをくぐって本来は直進しているはずだが、築堤により遮られている。
バイパスから見たところ。
バイパスから左へ分岐するこの道が県道。
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一旦下りバイパス下をくぐる道と交差した後、また向こう側に上って合流している。
再びバイパスに合流する。
合流してすぐに県道は左へ逸れる。
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途中でガードレールが置いてあり片側に絞られている。
別段、通行禁止というわけではなさそうだ。
中央の黄色実線が今も残る。
この先、伊川を渡る長坂橋の手前で車止めがされている。
車止め手前で「長坂第二橋」(1986年3月竣工)で水路を渡る、ちゃんと橋名が付いていたことにすこし感動を覚えた。
「長坂橋」(1986年3月竣工)で伊川を渡る。
行き止まりを見ての通り、奥のr16との間は段差があり通り抜けようがない。見えるスロープは歩行者用。
「新長坂橋」交差点の手前で「兵庫県道16号 明石神戸宝塚線」と合流する。
r487はここを右折ししばらくr16と重複する、左右の道がr16。
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「新長坂橋」交差点で国道2号バイパスと第二神明北線と交差する。
左右の道がR2BP、上の高架が第二神明北線。
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820m程r487と重複する。
上脇で「兵庫県道16号 明石神戸宝塚線」が分岐する。
r487はここを左折する、r16は直進。また、ここから「神戸市道 小寺吹上線」が重複する。
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曲がっても道は2車線ある。先に見えるカーブ付近で「神戸市道 伊川谷里797号線」が合流してくる。
……という幻想は打ち砕かれ県道はここを左折する。
r487はここを左折する、伊川谷里797号線も左折、小寺吹上線は直進。
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これである。とてもじゃないが車が通れそうにはない。
舗装部分は軽自動車の幅もないが、路肩を合わせるとどうやらギリギリ走行できるようで、左手の花農家が使用しているらしくタイヤ跡があった。
ここから山へと向かう。
上り勾配が増す、落ち葉舗装と前日の雨のせいで濡れて滑る。
崖の上に橋を渡してある、右手には小さな滝があった。
部分的に舗装が無くなった。
左手に竹林があるお陰で舗装がぼっこんぼっこんだ。
舗装されているはずだが、この辺は自然に浸食されている。
左にカーブしつつ更に勾配が増す。
ここが一番勾配がきつい、竹林と相まって雰囲気は大変良い。
竹林と雑木林の間を上っていく。
気がつけば左側も雑木林となっていた。
突然ガードレール付きの車一台分はある道に変貌する。
「吹上橋」で阪神高速7号北神戸線を跨ぐ。
北神戸線はちょうど「井吹トンネル」に入るところ。
阪神高速を跨いだ向こうはもういっちょう上りとなっている。
尾根筋を走る「神戸市道 別府吹上線」と合流する。こうして車止めがしてあり車の進入はできない。もっとも、あの道を車で走れようはずもないが。
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すぐに市道と別れ県道は右折する。
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ギリギリ車一台分しかない貧弱な道になる。
県道の指定ではこの辺りから左手の谷へ県道は降りている。
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谷下からの眺め。
この辺りも竹林のようだ。
谷底の平場に出た。
辺り一面竹竹竹!
道っぽいモノがあったのだが、右手が水の流れで掘れているので自然とにこうなった、とも考えられる。
井吹トンネルから出てきた阪神高速にぶち当たる。
北神戸線に沿っていく、工事の際に造られた側道なのだろう。
高速道をくぐれる道が分岐していた。
北神戸線から離れる。
右手から水路というか側溝が迫ってくるんだけど、その分道が狭まって……車道(?)部分がほとんど残っていない!?
未舗装に変わる。
二本の轍はハッキリと残っているので定期的に車や農耕機械が入ってきているようだ。
ここでコンクリートだが舗装が復活する。
右手の家に行くためだけの道路に接続する、上記コンクリートもどうやらそのガレージまでの舗装のよう。
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使用する者が極限られているであろう道。
永井谷会館(公民館?)のところで右折する。
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家と塀に挟まれ結構な狭さと圧迫感。右手の家の角には塀を車の衝突から護るためだろう、虎模様の入った防護柵が立てられていた。
そして、そこには「この先道幅減少1.8M」の文字が。今目の前に見えているその部分なのだろうか?
「小池口橋」(1978年2月竣工)で永井谷川を渡る。
橋を渡ってすぐ右に曲がりそしてまた左に曲がるが、これがまた狭い。
その先がこれまた狭い。車道の左側コンクリート部分(歩道?)を入れても十分すぎるほど狭い。
そしてこの交差点を過ぎると……
これまたとんでもなく狭い、家の壁と塀のおかげで圧迫感も凄い。
3ナンバー車でもギリギリ通り抜けることはできる。
極狭路を過ぎて広くなったところで左折する。
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角に「左 如意寺」の道標が。如意寺とはここから西神南ニュータウンを越えて向こうにある寺のことだろう。なるほど、昔は山道で繋がっていたのかもしれない。
ここをもう一度左折する。
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行き止まりのよう見えるが。
行き止まりである。県道のルート指定自体はここから斜面を直登して西神ニュータウンの家々の中を突っ切って向こう側まで行っているが、道は存在しない。
以前訪れた際はこの前は藪に覆われていたが、木や竹も含め伐採されていた。
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階段と坂がいくつかの九十九折りを経て西神南ニュータウンまで上っている。