@レポート:黒石→上滝
山を越えてガラガラと岩の砕けた斜面を下りてきた……わけではないけれど、こちらが反対側黒石の端部。
[地図]
水の流れた後ではなくちゃんと(?)道のようなものがある、とてもガレている。
キュッと幅が狭まっている。
結構急な下り。
急にパッと開けた平場に出た
昔はなかった気がする、水準点が設けられていた。
初めて来たときはユンボが置いてあった。
写真ではわかりにくいがかなりな急坂だ、今回は歩いて登ったが上の写真の通り 初めて来たときはバイクで上ったようだ……先がどうなっているかもわからないのによくやったものだ。
これまた写真ではわかりにくいが沢を渡っている、洗い越し!?
いつしか辺りは杉林へと変貌している。
わりと手入れされているのか鬱蒼とはしておらず日も届いている、道は杉の葉舗装。
人口物があった。
ここからアスファルト舗装となっている。
結構落石もある、二輪車は踏んで転倒しないように。
轍草。
沢を渡っている、道の上を流れた跡がある。その向こうからは石垣が続いている。
最近どこの端部でも見かけるようになってきた獣除け柵。
林を出た途端これである。
民家の庭に見えるあのユンボは15年前に端部で見たあのユンボなのだろうか。
黒石で「兵庫県道141号 黒石三田線」が合流する。 r292はここを右折しr141の終点まで2.8km程重複する、左右の道がr141。 [地図]
「猪ノ谷橋」で東条川を渡る。
黒石上集落を離れ民家が無くなってしまった。
「ネジキ橋」で再度東条川を渡る。
谷も狭まってきた。
黒石ダム下にある集落への、旧道が別れる。
「黒石新4号橋」で黒石川を渡って上りにはいるところで中央線が無くなる。 “旧”はどこにあるかというと旧道分岐してすぐに架かっている、おそらくその先に1号から3号まで架かっているのだろう。
すこし離合に気を使う道になる。
カーブミラーもあるので安心。
右手に黒石ダムがある、ダム天端には車で進入出来ない。
黒石ダムのダム湖に沿って進む、見通しは悪いので気をつけて走ろう。
黒石で「兵庫県道36号 西脇篠山線」が合流する。 「兵庫県道141号 黒石三田線」との重複はここまで。 r292はここを右折ししばらくの間r36と重複する、左右の道がr36。 [地図]
「水豊橋」(すいほうばし)で奥谷川を渡る。
3.3km程r36と重複する。
ここからぐっとのぼりに入る。
不法投棄する人が多いのだろうな、道路脇にはフェンスが張ってある。昔はなかったのに……
本格的にクネクネが多くなりだす。谷を巻く大きなヘアピン。
カーブにデリネーターが並ぶ。
2車線が現れた!
大峠で「丹波市」に入る。このすぐ横の展望台には入ったことがないが、「大峠展望台」という割に展望は良くないらしい。
ここから下りに入るが、丹波篠山側はかなり急でかつクネクネだ。
写真の箇所では見られないが、タイヤ跡がついておりよく走り屋がやってくるらしい。
クネクネでも2車線あれば安心だ。
言うてる傍から中央線がなくなってしまった。
この区間を走るときに何台かは出会うくらいには車通りがあるので対向車には十分注意されたい。
下り具合も結構なものだ。
カーブ地点のガードレールに突っ込んだ跡があるほど。
再び丹波篠山市に入る手前で「兵庫県道36号 西脇篠山線」が分岐する。 r292はここを左折、r36は直進。Mapionのいい加減な地図では市境越えているが、市境の前である。 分岐はヘアピンカーブとなっているので注意、180度向きを変える。 [地図]
分岐してからの下り具合もまたすごい。
ヘアピンカーブ注意。
単独区間になってからは意外と直線で構成された下りが多い。
山中川を渡る、残念ながら橋名はわからなかった。
この直線とっても気持ちのいいくだりだけで速度の出しすぎに注意。
崖が迫ってきててちょっと怖い。
またもやヘアピンカーブこちらは半径も小さく坂もきついので注意。
杉林を走り抜けるこの直線は本当に気持ちがいい。
「鞍掛橋」で再度山中川を渡る。
少し広い河原のとこに出たので辺りが開けた。
「貝谷橋」で貝谷川を渡る。
「山中岩大師」への道が分岐している、川向こうの岩に大師が見られるのだそうな。
見通しの良い道だ。
再び杉林の直線。
大きく待避所がとられているが離合に困るほどの道ではない。
阿草(あくさ)の集落で右折する。 [地図]
「中島橋」で三度山中川を渡る。
阿草川沿いを進む。
阿草熊野神社の鳥居が阿草川沿いにある、神社はこの左手奥にある。鳥居の向こうで山中川は阿草川に合流している。
「乙堰橋(おつい)」で阿草川を渡る。
ここから2車線となる。
「阿草橋」で篠山川を渡る。
「阿草踏切」でJR福知山線を渡る。
上滝で「兵庫県道77号 篠山山南線」が合流する。 r292はここを左折し少しの間r77と重複する、左右の道がr77。 [地図]
1km足らずr77と重複する。
緩やかな下りの直線、上滝ストレートと名付けよう。
人家が出てきた。
上滝で「兵庫県道77号 篠山山南線」が分岐する。 r292はここを右折する、r77は直進。 [地図]
「カブトケ橋」で上滝川支流の小川を渡る、カブトケってなんだろうね?
「この先2kmから」ってのも不思議な言い回しやね。
「行き止まり」と脅される(?)わりには離合も十分できる広さの道が続いている。
上滝の集落はr77沿いよりも上滝川の谷間に奥に向かって広がっている。
「拓豊郷」と書かれた碑が、意味は読んで字の如くなのだろう。
道が分かれている。この先でどの道出会うのだが、左は人家を避けて川沿いを行く道で少しは道幅が広い、県道は直進。
人家の間を行く。
道が少し高いところを走っているのか民家が下にある。
いつしか山際を走っている。
4枚前で別れた道がここで合流する。
北側の集落。
ここが集落の端。
途端に道は1車線となり怪しさを放ちだす。
そして轍苔。
2つ目の獣除け柵。
「左 やま/右 かいばら」たぶんどっち行っても“やま”。
頻繁に利用されているようで、真ん中や端には杉の葉が堆積しているもののクッキリとダブルトラックに舗装が見えている。
「水源かん養保安林」の看板では「林道才坂線」となっている。
初めて訪れた時と変わらず轍苔が繁茂。
すぐ隣に道とそうたいして変わらない高さに上滝川が流れている。
「坊主谷上橋」で再度上滝川を渡る、「上橋」というからにはこの下流のどこかにきっと「下橋」が架かっているに違いない……
何やら明るくなっている、ユンボが目に入る。
ここで舗装が途切れてダートとなる、辺りの杉林は伐採されて明るくなっていた。
15年前はこのような感じであった。
水が流れるのか少し掘れてガレていた。
谷川を渡るコンクリートの橋。
15年前はコンクリート橋はかかっておらず木橋であった。土かぶせはあったが落橋していた。
ここからまた杉林が始まる。
15年前はこれこの通り大木が道を塞いでおり、その向こうも荒れていてここで引き返した。
再度上滝川を渡る、15年間と違って道はしっかりと整備され需要がある様子。
まだまだ奥まで道は続く。
ここで一気に勾配がきつくなった。
まだ奥まで道は続いていたがどうやら木の切りだしの作業中のようで、また道は抜けておらず向かい側と道筋もあわないのでここらで引き返した。 [地図]