@レポート:下立杭→四斗谷(行止り)
三田市と丹波篠山市の市境「三本峠」を越えてすぐのところで「兵庫県道141号 黒石三田線」から分岐する。
r292はここを右折する、r141は直進。この「ようこそ」は現在「ようこそ日本六古窯丹波の里 篠山市今田町へ」となっている、いやもしからしたら「丹波篠山市」となってるかも。
[地図]
r141と違ってこちらは白破線だ。
このカーブを曲がると道は下りとなる。
四斗谷川の流れまで一気に下っていく。
「発展橋」で四斗谷川(しとだにがわ)を渡る。この「発展」とは里の発展を願ってなのだろうか。
左折すると再びr141に戻れる。 [地図]
黄色実線になった。
下立杭の集落を行く。最初に「六古窯」と書いたように、立杭は「越前焼」「瀬戸焼」「常滑焼」「信楽焼」「備前焼」と並ぶ「丹波焼」の里だ。
右折すると立杭焼(丹波焼)のことが学べる「立杭陶の郷」へ。 [地図]
上立杭の集落を行く、下立杭同様多くの窯元がある。
美山台という緑溢るる住宅地への道が分岐している。
その分岐を超えると広々とした歩道が現れた、道路脇に登り窯があった。
左手にTKG屋さんができてた。
休場の集落を行く。
左折するとR372(西向き)へ早く出られる、県道は直進。 [地図]
「下小野原橋」(しもおのばらばし)で水梨川を渡る。
「艶歌」である、カラオケ屋さん?
右折するとJR「草野駅」方面へR176に出られる、県道は直進。 [地図]
上小野原地区を行く。
「小野原橋」(おのばらばし)で四斗谷川を渡る。不思議なことに四斗谷川は250m程東を流れているのだが、 河川改修が行われてこれは旧河道なのだろうか? 水路にしか見えないが水は流れていた。
「上小野原」交差点で国道372号と交差する。 r292はここを直進する、左右の道がR372。右手の角にあったコンビニエンスストアがなくなっていて悲しい。 [地図]
交差点を越えると途端に中央線がなくなってしまった、以降単独区間において中央線が現れることはなかった……あ、いやわずかにあったか。
「井根口新橋」で再度四斗谷川を渡る。
待避所があった、あまり離合に困るほどの道ではないけれど。
山に吸い込まれていく……
「井根口橋」(1965年3月架)で三度四斗谷川を渡る。
「井根口池」畔を行く。
再び人家が見えてきた、家のところでキュッと幅が絞られる。
西川を渡る。
公民館のところで県道は左折する、MapionやGoogleMapではもう少し先で曲がることになっているがここはマップルや国土地理院地図に従う。 [地図]
とたんにこれである。
待避所兼交差点、対向車に会うのもまれではあろうが。
初めて来たときは途中登り行くハイカーに出会う、登山道になってるのかな?
更にちょっと絞られた。
最終人家、そして魔界への入り口。
1車線がさらに車の幅まで狭まる。
そして舗装が途切れる。
完全なダブルトラックの跡がある締まったダート、今でも頻繁に需要があることが分かる。 初めて来たときはここで野ウサギに出会った。すばしっこく駈けてしばらく追いかける形で走った後藪の中に消えていった、さすがは四脚駆動。
日がさして明るい場所、轍草は相変わらず繁茂。
立派に(?)デリネーターがある、実は再度西川を渡っている。
ここから急な上りとなる。
フェンスで囲われた何かがあった。
そしていきなり視界がパッと開けた、何やら門のようにも思える。
四斗谷側の端部。どうやら森を切り開いた何かの作業場のようだが、人家の様なものがあるが生活の気配は全くしない。檻が複数あり、犬も数匹飼われていたのがとても印象的だ。 なんだかゾクッとしたので早々に退散した。ここから山へ上る様な車が通れるほどの道は見あたらなかった。 [地図]