@レポート:しあわせの村→宝塚歌劇場前
「神戸市道 長田箕谷線」を走っていて「しあわせの村」交差点から県道の重複が始まる。
[地図]
星和台というオールドニュータウンのど真ん中を割って走る。
「神戸市道 星和台幹線」の「星和台跨道橋」をくぐる。
かつてこの辺りは自動車屋銀座と言えるほど各自動車会社の販売店が並んでいた。
星和台から下ってきた「神戸市道 星和台1丁目1号線」と合流する。
「南五葉1丁目」交差点で「神戸市道 鈴蘭台環状線」と交差する、左折すると神戸電鉄「西鈴蘭台駅」に向かう、県道は直進。 [地図]
「南五葉5丁目」交差点で「兵庫県道52号 小部明石線」と「神戸市道 水呑木津線」が合流する。 r16はここを直進ししばらくr52と重複する、r52は右折と直進。 [地図]
少し上りになる。
「西鈴蘭台」交差点で「神戸市道 南五葉42号線」が分岐する、ここを左折しても神戸電鉄「西鈴蘭台駅」へ向かえる。 [地図]
「池の谷橋」で神戸電鉄粟生線を跨ぐ。
「藍那口」交差点で「兵庫県道52号 小部明石線」と「神戸市道 水呑木津線」が分岐する。 r16はここを直進する、r52は左折、水呑木津線は左折。 [地図]
しばらくは片側2車線の道が続く。
「北五葉6丁目」交差点で再び「神戸市道 鈴蘭台環状線」と交差する、右折すると鈴蘭台駅へ向かえる。
しあわせの村行きの路線バスに出会う。
平成六年まではここで途切れていたが、その後整備されこの先の泉橋まで開通した。 その際「杉尾神社」が移築(交差点左側の場所)された。また右手に少し入ったところに「内田家住宅」という千年家がある。
北ノ谷の名が示すとおり西小部川の流れがある谷間だったが、今は見る影もない。 r16の造成にあたり「小部北ノ谷遺跡」という遺跡(縄文〜室町時代の集落跡)が発見されている。
右へ左へと住宅地への道が分岐する。
道はぐんぐん上る。
「泉橋」をくぐる、上を行くのは左手にある泉台を結ぶ道だが、r16はそちらに向かう。
県道はここを左折し跨道橋に上がる、「神戸市道 長田箕谷線」との重複はここまで。 [地図]
県道はここを左折ししばらく「神戸市道 桜宮泉台線」と重複する、「止まれ」が出ているので一旦停止しよう。 神戸市の指定上こちら側は「神戸市道 泉台2丁目12号線」のようだ、県道は反対側。 [地図]
「泉橋」で今し方通ってきた道を跨ぐ。
「兵庫県警 神戸北警察署」の前を行く。
ここを頂点として神戸電鉄が走る谷間まで一気に下る。以前はこのように向こう側が見えず危険だったが、現在は改良され1m掘り下げてなだらかになっている。
この下り様は結構すごい。
底辺部で神戸電鉄有馬線と交差する。右手には「北鈴蘭台駅」、駅は半地下になっている。
そしてまた上る……上って下ってまた上ると、実に無駄の多い。
「桜宮小前」交差点で左に「神戸市道 北鈴蘭台13号線」が右に「神戸市道 惣山幹線」が分岐している。ここを頂点としてまたこの先少し下る、右手にはまだ上ったところに住宅地が広がっている。
国道428号が走る谷筋に向かって下っていく。少しきつめの右カーブに注意。
「北鈴入口」交差点で国道428号と「兵庫県道15号 神戸三田線」が合流する。 r16はここを右折し少しの間R428,r15と重複する、左右の道がR428とr15、桜宮泉台線との重複はここまで。 [地図]
200mほどR428,r15と重複する。
「小部峠」交差点で国道428号と「兵庫県道15号 神戸三田線」と「神戸市道 惣山町1号線」が分岐する。 r16はここを左折する、R428は直進、r15は直進、惣山町1号線は左折。 [地図]
最近は数が少なくなったバッティングセンターがある。
病院の前を通る。
ついに山へと入る。
と思いきや、高校が現れる。
今度こそ本気で山に向かう。
「五辻」交差点で再度ドライブウェイ(神戸市道 神戸箕谷線)が分岐する、県道は直進。ドライブウェイは二輪車は通行禁止だ。 五辻というからには5本道が交わっていたのだろうか? [地図]
「六甲山牧場」「森林植物園」への案内標識が掲げられている。
神戸市立森林植物園の入口。
カーブ地点には減速帯が。
以降、延々とこんな道。「西六甲ドライブウェイ」という名称がついている。
急カーブ注意標識、ただしヘアピンカーブではない。
カーブ地点にはカーブナンバー標識が立てられている。 全カーブに番号が振られているというわけではなく、事故などした際に大まかに地点を知らせられるよう立てられているものだ。
西側の上りは割と緩やかだ。
ブラインドカーブ、しっかりとカーブミラーも設えられている。
右手下に獺池という名の池がある、獺が棲んでいるのだろうか?
灘区に入る。
雨の日などはもやが酷い。
特に処置してなさそうに見える法面が怖い。
上りばかりではなく、たまにこうして下りもある。
六甲山には松も多い。
右手には六甲山牧場が広がる、沿道には「羊飛び出し注意」の看板が。
六甲山牧場前で摩耶山への奥摩耶ドライブウェイ(神戸市道 奥摩耶六甲線)が分岐している。 二輪車は通行禁止だ。 [地図]
六甲山牧場の駐車場。
ヘアピンではないが、このカーブで180度ターンする。
右手に歩道が現れた、六甲縦走路の一部を為しているのかハイカーが多い
「道路センターに凸凹あり注意」という標識。わざわざ書かんでも、という気がしないでもない。
「これより先グルービング(縦溝)設置区間 二輪車走行注意」という標識。これは書かれてても嫌。
車では気にならないが、標識にもあるように二輪車では非常に気になるグルービング、むしろ殺す気か、と。
霧の中に浮かび上がる何処かの保養所。道を走っていてもあまり建物は見られないが、山の中に別荘や保養所が点在または固まってある
こんなところに「止まれ」の標識が?
「丁字ヶ辻」(T字ヶ辻ではない)交差点で六甲山地の南側へ下る表六甲ドライブウェイ(神戸市道 神戸六甲線)が分岐する。 何故か県道側に「止まれ」の一旦停止が出ている。 県道はここを直進する、表六甲ドライブウェイは右折。 [地図]
山中では晴れていようとも、昼間でもヘッドライトを付けて走った方がよい。
こんなところに商店が。
白菊大善社の赤鳥居。左手は割と奥の方まで別荘などが点在している様子。
六甲山局の前を行く。
中央分離帯が現れた。
「記念碑台」交差点で、六甲高原地帯の南側を走るサンライズドライブウェイと六甲山地北側を下る裏六甲ドライブウェイ(神戸市道 有野六甲線)が分岐する。 ちなみに県道はサンセットドライブウェイらしい。 r16はここを直進する、サンライズドライブウェイは右折、裏六甲ドライブウェイは左折。 [地図]
相変わらず森の中を走るが、右手には建物がたくさん点在している。
たまに、その別荘や保養所が固まっている地区への道が分岐する。
六甲高山植物園の前を行く。
舗装された立派な歩道が現れた。
急カーブの途中でサンライズドライブウェイが合流する。 [地図]
この辺りは少し勾配とカーブがきつい。
左手には六甲山人工スキー場などがある六甲山カンツリーハウスがある。六甲山の観光地。
六甲枝垂れやガーデンテラスへの道が分岐する。
左手には六甲山フィールドアスレチックが。
六甲有馬ロープウェイをくぐる。
ぐねんぐねんと尾根筋を行く。
コンクリートブロックによる擁壁ではなく石積なところがいい。
ここで東灘区に入るのだが、この先北区との区境を行ったり来たりする。
晴れていれば正面に六甲山系最高峰の「六甲山」(931m)が見えるのだが……
r16(六甲山上ドライブウェイ)の最高所「六甲越」。 この峠を「魚屋道(ととやみち)」という登山道が横切っている。 かつて、深江でとれた魚を有馬まで運んだ商用ルートだった。 この左に六甲山頂への登山道があり、少し登るとすぐにたどり着ける。 [地図]
下りに入る。
芦屋市に入る。左に見える分岐は旧道。
「鉢巻山トンネル」で後鉢巻山の下を穿っている。 元は後鉢巻山を北側に巻いていたのだが、1995年に発生した阪神・淡路大震災の影響で路盤が崩壊し長らく不通であったところを、復旧させずにトンネルでパスするという方法が採られた。 そのためここに六甲縦走唯一のトンネルが完成した。トンネル内で西宮市に入る。
「兵庫県道16号 明石神戸宝塚線」県道標識。
右手に六甲山神社(むこやまじんじゃ)への参道が別れている。 石宝殿とも称され、修験場や雨乞いの場であったといわれている。
東側は勾配のきつい下り坂となる。
中央線が消えてしまっているところも、神戸市内より整備状況が悪い様子。
再び芦屋市へ。
しばらくするとまた西宮市に入る。
「芦有ドライブウェイ」と交差する。 右方向へ向かうと「宝殿IC」へ、県道は直進。 [地図]
一つカーブを経ただけで芦有ドライブウェイ(中央右上の白いガードレール)より下にきている。
ともかくグングン下っていく。
カーブもこの東側の方がかなりきつい。
谷筋を真っ直ぐ下っていき下りきれなくなるとヘアピンカーブで高度を落とす、を何度か繰り返す。
「太平橋」で谷を跨ぐ、たまにハイカーもいるので注意。ヘアピンが2つ連続する。
ヘアピンカーブを曲がりつつ「見返橋」で水無谷川を渡っている。
山に沿ってカーブし。
急カーブを曲がりつつ、「清渓橋」で水無小谷を渡る。
心なし勾配は落ち着いてきた。
山中では最後のきついカーブ。
越水社家郷山で「西宮市道 山第436号線」(兵庫県道82号 大沢西宮線旧道)が合流する。 r16はここを直進ししばらくr82と重複する、左折と直進がr82。 [地図]
r16との重複区間、異常気象時の通行止め用ゲートがある。
「盤滝橋」で仁川を渡る。西宮北有料道路ができる前はr16,82は仁川の右岸を走っていた、現在も旧道(写真奥)が残るが車両は通行できない、部分的に下り車線用に今も供用されている。
「盤滝トンネル東」交差点で「兵庫県道82号 大沢西宮線」が合流する。 この地点で標高366m、六甲山縦走開始のR428分岐点である小部峠で369m。 ほぼ同じ高さながら、最高所である六甲越からそれぞれの地点まで5.5kmと16.9kmと3倍近くの距離差がある。 東側がいかに無理して短距離で下りてきたかがよくわかる、坂やカーブがきついわけだ。 r16はここを右折ししばらくr82と重複する、左右の道がr82。 [地図]
昔は仁川右岸沿いに狭い道で走っていたが、今は左岸にこうして綺麗な道が付いている。
長い下りが続くため速度には注意。1.3kmほどr82と重複する。
下り線は旧道を利用しており、それが右手より合流してきている。
越水社家郷山で「兵庫県道82号 大沢西宮線」が分岐する。 r16はここを左斜めへ、r82は直進。 [地図]
r82が離れていく。
左に六甲保養荘(2024年閉館)への「西宮市道 西第1179号線」が分岐している。
再度「甲寿橋」で仁川を渡ったところの「甲寿橋」交差点で左折する。 直進すると再びr82へ向かう、右折はr16の上り線。 [地図]
ゴルフ場から飛んでくるボールから車を護るため防球シェルターが続く。
防球シェルターが途切れたところで三度「甲山大橋」で仁川を渡る。ここで仁川の流れから別れる。
再び防球ネットが続く。
ゴルフ場への分岐がある。
宝塚市に入る。
この区間は先ほどより若干下り勾配を増して下っている。
「ゆずりは橋」で逆瀬川を渡りつつ右へカーブする。
道はまだまだ下っている速度に注意。
右手には先ほどとはまた違うゴルフ場が現れる。
「白瀬川橋」で白瀬川を渡る。
ゴルフ場入口の前で左カーブを描く。
逆瀬川沿いに出る。左の民家はガレージや門出てすぐが割と交通量のあるこの県道とは危なっかしいな。
逆瀬川センター行の路線バスと出会う。
とてもそうは見えないが、かつて逆瀬川は暴れ川だったらしい。
阪急電鉄今津線をくぐる。桁下制限高2.6m注意。
「逆瀬川橋北詰」交差点で右折する。この先r16(宝塚)方面へ行くが県道を辿る必要がないのであればここは左折する方がよい。 曲がってすぐに再度「逆瀬川橋」で逆瀬川を渡る。 [地図]
阪急電鉄「逆瀬川」駅前。
「逆瀬川駅前」交差点を左折する。 [地図]
すぐに狭くなる。そのまま真っ直ぐ太い道を行っていればよいところを、こうして細い道を選ぶのが県道クオリティ。
伊和志津神社前を行く。
「伊和志津神社前」交差点で「兵庫県道114号 西宮宝塚線」が分岐し、 「兵庫県道337号 生瀬門戸荘線」が合流する。 右に少し行ったところに「伊和志津トンネル」がある。 r16はここを左折ししばらくr337と重複する、r114は直進、r337は左折と直進。 [地図]
三度「伊孑志橋」(いそしばし)で逆瀬川を渡る。
800mほどr337と重複する、両側に歩道が整備された綺麗な道だ。
「南口2丁目」交差点で、8枚前の「逆瀬川橋北詰」交差点を左折してきた「宝塚市道 3636号線」と合流する。県道は直進する。 [地図]
「サンビオラ前」交差点で「兵庫県道337号 生瀬門戸荘線」が分岐する。 r16はここを右折する、r337は直進。 [地図]
「宝塚大橋」で武庫川を渡る。
「手塚治虫記念館前」交差点で県道は左折する。 交差点名にある通り、手塚治虫記念館が正面右手にある。 [地図]
カーブを描いて宝塚駅に向かっていく阪急今津線の高架が見える。
幅の広い歩道橋をくぐる。
「宝塚歌劇場前」交差点で国道176号(兵庫県道51号 宝塚唐櫃線重複)にぶつかってr16は終わりを告げる。 左右の道がR176、直進は旧R176、r51は左折。 [地図]